民進党・高井たかし議員「代表選、誰も出なければ最後は自分が手を挙げる覚悟でした」ほんまかいな?

政治・社会

民進党・高井たかし議員「代表選、誰も出なければ最後は自分が手を挙げる覚悟でした」ほんまかいな?

24日、民進党の高井たかし議員は、代表選候補の応援はせず投票先も明かさない考えを示した。
その理由として、自身が両候補以外の擁立を模索して井出庸生議員の出馬を後押ししたことを挙げている。高井たかし議員は他に江田憲司、玉木雄一郎、井坂信彦らに出馬を要請していた。
また、この中から誰も出馬しなかった場合に「最後は自分が手を挙げる覚悟でした」とも明かしたが、井出庸生議員の出馬表明が、締め切りの3日前であったことからして、実際に高井たかし議員が出馬に踏み切る可能性はゼロに近かったと思われる。嘘臭い。

私を応援してくださる民進党員・サポーターの皆さまへ。

このたびの民進党代表選挙は、国民からの信頼を完全に失っている「旧民主党」のイメージを払拭し、「民進党は、昨年3月の結党により、まったく新しい『新党』に生まれ変わったのだ」というイメージ…

高井 たかしさんの投稿 2017年8月24日

加計問題の挽回を謀る意図か?

高井たかし議員と言えば2016年4月26日の地方創生特別委員会で、今治に獣医学部を新設できるように当時の石破茂大臣に対し、内閣府の説得を要請していたことが発覚している。これは現在の民進党の追及姿勢に真っ向反する行為であり、党内での立場を悪くするきっかけとなっている。
参考:証拠動画公開!加計学園問題、民進党の高井たかし議員が内閣府に説得要請していた

その高井たかし議員が、党のイメージを一新するために擁立しようとしたのが、江田憲司、玉木雄一郎、井坂信彦とは筋が悪すぎる。

まず、江田憲司議員はイメージが悪すぎる。民進党結党から蓮舫体制まで、暗黒の時代に代表代行だった人間を擁立しても、有権者は期待しないだろう。

玉木雄一郎議員に関しては、獣医師連盟から100万円の献金を受けながら今治の獣医学部新設を「疑惑」と追及していた張本人、無理筋で国会を空転させた戦犯でもある。高井たかし議員が熱望した今治の獣医学部新設を、政局に利用して潰そうとしている人間だ。

井坂信彦議員・・・誰だろう?
そんな無名な議員を代表に担いで「まったく新しい『新党』に生まれ変わったのだ」とか言われても、知らない人についていってはいけないと幼少期から教育されてますので。

ならば最初から井出庸生議員一本で協力者を集めれば良かったのです。東大野球部主将を務めたスポーツマンの39歳、推薦人を集めるのは難しかったと思うが、こういう若手が党内で声を上げているというアピールにはなったはずだ。
ご婦人方からの人気もありそうだし。

攻めのネット選挙推進! 井出ようせいさんの投稿 2017年7月30日

ベストは高井たかし議員が早々に、出馬の意思を表明することだったのかも知れない。今治の獣医学部新設を要請していたことは、党派性にとらわれず地方のために尽力する議員として、保守層からも「見直した」と言う声が多かった。これ以上の、民進党が変われるというイメージ戦略は無かったのではないだろうか?

関連:民進党の金子恵美議員「腐っとるな前原!」フェイスブックで拡散、共産党との共闘解除に不満か?

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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