前原代表が無所属で出馬は誤報？泉健太議員が本人に確認「完全誤報」と断定

2017年9月28日マスコミ・報道

希望の党との合流の意向を固めた民進党の前原誠司代表が、衆院選では党籍を置いたまま無所属で出馬するというニュースが駆け巡っている。
【速報】衆院選：民進党の前原誠司代表が無所属で出馬へ｜BIGLOBEニュース

このニュースに関し、民進党の泉健太議員はフェイスブックに「前原代表、無所属で出馬は完全誤報です。」と投稿し、誤報に惑わされないようにと有権者に呼び掛けた。泉健太議員が直接本人に確認をしたとのこと。

所属議員への説明よりマスコミ報道が先行

希望の党との合流協議が報じられて以降、動揺する議員が続出し情報も錯綜している。
希望の党に参加する条件は「保守であること」とされており、民進党内のリベラル派議員の処遇などが今後の課題となるだろう。前原代表が希望の党からの立候補を認め、民進党からは擁立しないという事が事実なら、リベラル議員は政治主張を翻して希望の党に合流するか、無所属で出馬するしかなくなる。
有田芳生議員などが希望の党に合流するとは考えにくく、希望の党の保守系議員も反発するだろう。有田議員は早速、怒りを爆発させている。

民進党と希望の党が合流する構想が強まっているという。「いう」と書くのは、いわゆる「ボス交」（ボスの交渉）でことが進んでいるから、全く知ることができないからだ。リベラル派を選別、置き去りにしての合流だとの解説もある。安保法、共謀罪などに賛成した議員との合体は「悪魔」との握手だ。

— 有田芳生 (@aritayoshifu) September 27, 2017

有田議員は「悪魔との握手」と表現しているが、悪魔は小池か前原か？
残り任期の長い参議院組、有田芳生・小西ひろゆき議員らはどうするのか？

自民党にとって脅威となる合流かもしれないが、逆に希望の党が「野合」「第二民進党」と、有権者の不信感を招く結果も考えられる。
明日以降の、民進党の動きに注目したい。