室井佑月が「衆院選の安倍陣営」に関する大嘘を調べもせず週刊朝日に書いている

マスコミ・報道

室井佑月「選挙に行った?」 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

作家の室井佑月氏が、週刊朝日11月3日号に寄稿した「選挙に行った?」の中で、衆院選での安倍陣営の対応等について、全く事実と異なる内容を記載している。
室井佑月氏は、山口4区に無所属で出馬した黒川敦彦陣営が、SNSで「あきえを取り囲みましょう」と書き込み、安倍陣営から相談を受けた警察が警戒し、それをマスコミが報じたことに関して「太郎ちゃんは笑顔で昭恵さんと握手していた。昭恵さんが危険って、ぜんぜんそんな感じじゃなかったけどね。」と書いているが、山本太郎が笑顔であったかどうかは関係ない。
実際に選挙妨害や昭惠夫人が身に危険を感じるトラブルは、公示後から複数回発生しているが、そのような事実を適示せず公示日に「笑顔で握手した」とだけ記述し、これが「取り囲み」の失敗であったことには一切触れず、その後の選挙妨害や昭惠夫人・事務所への嫌がらせについても触れられていない。

事実を無視した薄っぺらいコラム

室井佑月氏の記事は、黒川敦彦氏に金を持たせて山口に向かわせたとしている人物が、過去に森友問題の告発時期を巡り元ヤクザを自称して警察に通報されていることや、呼びかけに応じた一般人が、黒川陣営とは別行動で昭惠夫人に近づこうとする動きが予想されたことについては完全に黙殺している。
実際にそういったトラブルが頻発し、昭惠夫人や安倍事務所を直撃して選挙妨害した人物らは、証拠の動画を削除して追及を逃れようとしているが、そういった事実には"触れず調べず"で事実を歪曲することだけを目的にした悪質な記事である。

黒川敦彦氏がSNSへ「あきえを取り囲みましょう」と書き込んだのは公示前の7日である。政府要人でもある安倍首相の陣営に対する予告であり、この時点で警察が動き出すのは当然のことだ。しかも、黒川敦彦氏はこの呼びかけに際して、金銭的な補助まで予告して多くの人を動員しようとしていたので、なおさら警戒されるだろう。
黒川敦彦氏が公選法違反か?選挙応援動員に補助名目で金銭支払い告知、費用弁償ではない可能性→削除逃亡

これで個人演説会の取材を拒否して、警備を強化したことは過剰な対応とは言えず、実際に前述の自称元ヤクザを名乗る男は安倍事務所に「右翼」と詐称して入り込み、長時間にわたって事務所に居座っている。事務所に入る前には「ちょっとイチャモンつけてきますんで」と発言する動画を公開しており、正当な事務所訪問ではなかったことが判明している。
この動画は当サイトが報じ「選挙妨害」として騒ぎになり、現在は閲覧ができない状態になっている。

また、黒川選対の応援に駆け付けた女性は、支持者を装い単独で昭惠夫人に接近、知らずに握手をして手を握った瞬間「証人喚問は行かれないんですかね?」と迫りSPに注意を受けている。
この動画も本人が投稿していたが「昭惠夫人の警備強化を」と騒動になり、本人はSNSアカウントごと削除している。
恐怖!黒川敦彦陣営が昭恵夫人の手を握りSPに緊張が走る!事務所への嫌がらせ訪問や嘘の選挙情勢流布も

この他にも、虚偽の情勢をアナウンスしたり、山本太郎議員が「安倍首相は比例、選挙区は黒川で」で事実に反する内容で演説する問題も発生している。
山口県警には多くの通報が寄せられているようで、先述の動画削除も警察の追及を逃れる目的と思われるが、自民党から比例中国ブロックで出馬し当選した杉田水脈氏によって、黒川陣営の選挙カーが大音量で安倍陣営の総決起集会を妨害する証拠動画も撮影されており、警察もその動画は確認しているだろう。
杉田水脈さんが証拠を押さえた!黒川敦彦候補が偶然を装い安倍首相の総決起集会を大音量で妨害する動画!

室井佑月氏の記事は、これらの事実に関して一切触れないものであり、あたかも安倍陣営が過度な警戒をして逃げ口実に使っているような印象操作をしている。作家を自称しているらしいが、週刊朝日は「この記事はフィクションです。」と明示しておくべきだろう。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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