辞任した小池百合子の悪口早速、松沢「期待したが残念もう頼らない」負けた大串「代表の決め方おかしい」

政治・社会

辞任した小池百合子の悪口早速、松沢「期待したが残念もう頼らない」負けた大串「代表の決め方おかしい」

14日、小池百合子都知事が希望の党の共同代表を辞任することを発表した。これを受けて、小池人気に頼って集まったはずの議員からは、早くも突き放すようなコメントが出ている。
同党の参議院会長に任命された松沢成文参院議員は、14日夜に以下のような投稿をしている。
「リセットして希望の党代表で国政に挑んだが、失速して降板。二足の草鞋を履きこなすリーダーシップに期待したが残念。今度こそ本当のリセットをして、小池人気に頼るのではなく、国会議員自らが党を創らなければならない。玉木新代表の下、私も参議院議員会長として執行部に入った。改革保守の理念を確立して、日本の政治を変革していきたい!」
出典:松沢成文フェイスブック
辞任した小池百合子の悪口を早速披露、希望の党・松沢成文「失速して降板、期待したが残念もう頼らない」

節操がない・・・
また、代表選で敗れた大串博志議員は、玉木雄一郎氏が新代表に選ばれたことにまで異議を唱えだしている。

負けた大串議員、新代表選出に難癖

大串博志議員は、14日の両議員総会で小池百合子都知事が共同代表の辞任を発表し、後任の代表として「玉木氏を推挙します」と宣言して決定された過程に不満を述べている。
小池氏の代表辞任に思う : 衆議院議員 大串ひろしブログ

共同代表選で惨敗した大串博志議員が言うと、負け惜しみにしか聞こえない。両議員総会で玉木雄一郎議員が代表に推挙され、異議も無かったのに「異議ありという声を上げられない状況で、戸惑いを覚えた」などと。総会後にマスコミに不満を漏らすとは実に情けない。
大串博志議員の言い分としては、玉木雄一郎議員は「共同代表」の選挙に勝ったのであって、単独での「新代表」に選ばれていないということだろう。小池百合子都知事に推挙され総会で承認されるのは自然な流れとも思えるが、同議員は事前に根回しが必要と主張している。
参考:大串氏、党運営を批判 小池氏辞任 交代「ブラックボックス」|佐賀新聞

これを「開かれた党として違和感を覚える決め方だ。ブラックボックスと言われても仕方ない」と批判するのは筋違いである。むしろ、事前に全議員に打診してから総会で承認されるほうが「ブラックボックス」であり、有権者から見えない場所での根回しを優先する旧態依然とした政治ではないだろうか。

選挙大敗の責任を擦り付け合い「リセット」という便利な言葉を覚えたこの党は、今後も内紛と分裂を繰り返すのだろう。

関連:希望の党「小泉純一郎を東京比例1位に、首班指名宣言」松沢成文議員が仰天プラン発表

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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