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「昆虫交尾図鑑」著作権問題は「大人たち」の不手際

      2015/05/02

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koubi

まず著作権を主張する「虫ナビ」という人物がどういう人物か?
虫ナビによる自作自演とデマ、捏造コラ画像まで・・・ http://ksl-live.com/blog1349

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結論からいくと完全に著作権侵害です。
ブログなどで引用する場合も、原則的に著作権者がだれであるかを明示する必要があります。
通例として写真などは文章でいう「全文」に値しますので、直接許可を得ます。

今回問題となっている「昆虫交尾図鑑」の場合、ネットで見つけた写真を忠実に模写しており「参考」の域を超えています。
参考となった「虫navi」のコーカサスの交尾写真
と、「昆虫交尾図鑑」長谷川笙子 (著)を見比べてほしい。
http://www1.kamakuranet.ne.jp/tsuki/brd-mcau2.htm

これに関して当初「トレースではないか?」という指摘が複数あり、指摘に対し著者は「トレースではない」と反論している。
確かに部分的に異なる箇所があり、完全に書き写したとは言えない。
しかし、トレースしたと思われる箇所が大半を占めており、トレースしながら部分的に改変したのではないかという疑いは残る。
著者本人もツイッターにおいて参考にしたことまでは認めている。
しかし、出版社である飛鳥新社は以下のような開き直りを見せた。
http://www.asukashinsha.co.jp/news/n7377.html

飛鳥新社の主張をまとめると・・・
・重ね合せてみたがトレースではない
(少しでもずらせば著作権侵害にならないとでも?)
・昆虫の姿をリアルに描いた場合に、写真における昆虫の特徴と類似するのは当然
(そこまで似せることが至難の業では?)
・一部のウェブサイト上などで、誤解に基づく弊社書籍や著者に対する中傷があるようです。
(抹殺するなどのコメントは脅迫だが「指摘」と中傷は違うでしょ?)

とりあえずこの見解を出版社に伝えた弁護士さんのお名前をお聞きしたい。
誰がどう考えても出版社は謝罪なり利用料を提示するなりが必要な事案。
飛鳥新社は著作権のチェックで著者に確認をとったかどうかも怪しい。
この辺りの出版社「大人たち」の不手際を考えると、炎上しちゃった著者に少しではあるが同情してしまう。
そもそも出版決定後に書いた絵ではなく、大学で本を作る授業などで2年前から書き溜めたものらしい。
これを出版するにあたって周りの「大人たち」が出版経験のない著者に対しどれだけのアドバイスとチェックをしたのだろうか?
罪の軽重も考えず「社会から抹殺」などと騒ぎ立てたネットの「オトナ」も痛々しい反応ではなかっただろうか?

いずれにしても完全に「大人の不手際」であることは間違いなく、飛鳥新社の反論も虫屋の感情を逆なでする残念な対応である。
飛鳥新社としては使用料の支払いではなく「出版差し止め」を求められたことに対し、著者オリジナルの文章の部分の権利が侵害されたということだろうか?

一方で、このような「炎上」が起こると、赤白旗判定で一方を絶対悪と判定し叩きまくる「大人たち」もどうかしてると思う。
一旦謝罪して一部を認め、印税の放棄まで表明した著者が、
「虫クラスタの面々に、社会的に抹殺すると脅された」
と訴え出たらどうなるだろうか?
著作権を侵害した人間に対しては、どんな手段も許されるとでも思っているのだろうか?

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