立憲民主議員が委員会で質問「野田中央公園について!」ただし「あまり詳しく答えないで」の条件を付ける

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立憲民主議員が委員会で質問「野田中央公園について!」ただし「あまり詳しく答えないで」の条件を付ける

3日の衆議院財務金融員会で、立憲民主党の末松義規議員が「森友学園東隣の野田中央公園の売却で、豊中市が2300万円しか負担していないことが、森友問題の原型モデルになっているのではないか?」と質問した。
ついに、あの立憲民主党が野田中央公園の土地取引に切り込むかと期待されたが、末松議員は質問時間が限られていることを理由に「極簡略に事実関係を」「簡略にお願いします」と、あまり詳しくは説明しないように2度も念を押し、各省庁からは月並みな補助金の説明のみで、背後関係などは一切語らないという期待外れの解答しか得られなかった。

以下に、末松議員の質問を書き起こしてみたが、質問の意図をやたらと説明し「豊中市は公的だが森友学園は私人」と、豊中市の取引は問題なかったというストーリーを事前に提供する念の入れようだ。
また、20分しか質問時間がない事を理由に「極簡略に」と指定をしているが、野田中央公園の質疑はたった五分で終了し、残った15分を「森友撤退後の土地は売れるのか?」「次の買い手にも割引はするのか?」という、特に心配する必要もないことを延々と聞いている。

野田中央公園に関する質問書き起こし

末松委員 何回か国会でも言われてると思いますけども森友学園のですね、東隣にある野田中央公園、これがですね、豊中市に14億2300万円で売却されたということ、そしてそれをですね14億円相当のですね、国から補助金や交付金、これが支払われて結局ですね、豊中市が負担したのは2300万円程度じゃないかと。
これも国会で何回か言わてると思いますけども、これを事実関係をもう一度、私そこで整理したいと思って関係省庁に極簡略に事実関係をまずお聞きしたいと思いますが、これが何故、聞くかと言うとですね、これがよく指摘されてるように豊中市という公的なものに対しては、この補助金の、この形で、ほとんど豊中市がですね、負担する必要がないように、ただ森友学園の場合は私人ですから、結局これは何とか理由を付けて、これゴミ問題という理由を付けてですね、結局1億3000万円という破格の値段で取引がされた。ここの観点がある、だからこの豊中市への土地売却そのものが、本当に原型、モデルになっているんじゃないかと思うから聞きます。
簡略に各省お願いします。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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