速報!「首相案件メモ」農水省では文章が違う!朝日新聞とは日付や改行の位置が異なっていることも判明
12日に、農水省からも出てきたと発表された「首相案件メモ」が、朝日新聞や週刊文春が報じたものと別のものである可能性が浮上した。
速報として、取り急ぎ気が付いた2点を指摘しておく。
①毎日新聞では手書きであった「13日」がワープロソフトで「3日」になっている
②内閣府に関する部分の文章と改行する位置が違う
これらの情報は毎日新聞など大手メディアは把握しているが、報道では詳細を記載しようとしない。
3/15追記 この事実を報じないメディア、日付部分を隠して報じた朝日新聞に問題がある。捏造か本物かという両極端な断定で当方に苦情を入れてくる方は冷静に。
指摘されるまで説明しなかったのはなぜか?そこがポイントです。
日付が違う、訂正前か?
立憲民主党の有田芳生参院議員が公開した「農水省の調査結果」では、1枚目のメモの日付けが違う。
・農水省
出典:有田芳生参院議員
・毎日新聞
https://twitter.com/seisakuteigen01/status/984359603365281792
毎日新聞が入手したメモは朝日新聞などと同一と思われるが、別の人物が日付を書き加えている。
日付とその下の「地域政策課」の位置をみてください。
13だけ手書きで書き換えたなら、ズレるはずがありません!— 菜緒 (@na_o1976) 2018年4月13日
※27年の部分もパソコンで書き換えているので位置が違う。毎日新聞が右寄せで、農水省が左寄せ。
内閣府関与部分と改行の位置も異なる
農水省のメモと週刊文春のメモでは改行の位置が異なっている。
・農水省
出典:有田芳生参院議員
・週刊文春や朝日新聞
ピンクが明朝体、グリーンがゴシック体。
正式に入力したものではなく他からコピペして適当に作ったファイルなのは明らか。 pic.twitter.com/fmstAAhjJD— プント (@punto_nagata) 2018年4月12日
正解出ました!
↓
「会食したい際に」→「会食した際に」
文章を正しく修正した結果、開業が変わったようですね。
これで、どちらが新しいかは、推測できますね。— 菜緒 (@na_o1976) 2018年4月13日
朝日新聞が公開した全文では
2 ついては、県としては、今治市や加計学園と十分協議を行い、内閣府とも相談しながら、国家戦略特区の申請に向けた準備を進めることとしたい。
また、これと併行して、加計学園が想定する事業費や地元自治体への支援要請額を見極めるとともに、今治新都市への中核施設整備の経緯も踏まえながら、経費負担のあり方について十分に検討を行うこととしたい。
出典:「首相案件」面会メモ 愛媛知事が認めた加計文書全文:朝日新聞デジタル
農水省からのメモでは
2 ついては、県としては、国家戦略特区申請のための提案書(案)について、今治市の意向を踏まえて、加計学園とも協議をしながら、連携して策定を進め、内閣府と相談させていただきたい。
朝日新聞のメモでは「国家戦略特区の申請に向けた準備」となっているが、農水省では「国家戦略特区申請のための提案書(案)」となっている。また、後半の具体的な自治体からの支援などについての記載は無い。
農水省のメモでは「県が今治市の意向を踏まえ内閣府に相談」となっていたものが、朝日新聞では「今治市や加計学園と十分協議を行い、内閣府とも相談しながら、国家戦略特区の申請に向けた準備を進める」と内閣府が計画に参加していることになっている。
取り急ぎ、不審点や相違点をまとめたが、他にも何か見つかったら追記をする。