共産党・志位委員長が自衛隊をボロカス「災害救援に汗を流す自衛隊じゃない」「こんな組織を憲法に明記」

政治・社会

共産党・志位委員長が自衛隊をボロカス「災害救援に汗を流す自衛隊じゃない」「こんな組織を憲法に明記」

日本共産党の志位和夫委員長は3日、憲法改正に反対する市民団体が主催した集会に参加し、9条に自衛隊を明記することに反対するスピーチを行った。
その中で志位委員長は「安倍首相が書き込もうと言っている自衛隊というのは、いったいどんな自衛隊か、災害救援に汗を流している自衛隊じゃありません。」「文民統制を踏みつけにしている自衛隊です。こんな組織を憲法に明記させていいんでしょうか」などと自衛隊をこき下ろした。
※動画内2時間01分23秒から
https://youtu.be/PT4tcgL01I0?t=2h1m23s

国防を「危険」と喧伝する売国行為

問題の集会は有明防災公園で開催され主催は「5・3憲法集会実行委員会」共催は「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」「安倍9条改憲NO!全国市民アクション」となっている。
一口1000円のカンパも募られているのが意味不明だ。
参考:9条改憲NO!平和といのちと人権を!5.3憲法集会2018 #0503憲法集会 | 安倍9条改憲NO!全国市民アクション

志位和夫委員長のスピーチは産経新聞が詳細に書き起こしをしているが、内容としては憎悪を煽るばかりで「自衛隊が文民統制を踏みつけている」「長距離巡航ミサイルを持ち、空母を持ち、専守防衛をかなぐり捨てた自衛隊」などと、自衛隊が独断で戦争を始めるかのような事実無根の印象操作である。これに「そうだー!」と呼応している人たちの方が余程危険ではないか?

「第2に、皆さん。安倍首相が書き込もうと言っている自衛隊というのは、いったいどんな自衛隊だろう。災害救援に汗を流している自衛隊じゃありません。安保法制によって集団的自衛権を行使する自衛隊です。長距離巡航ミサイルを持ち、空母を持ち、専守防衛をかなぐり捨てた自衛隊です。日報を隠蔽し、幹部自衛官が国会議員に罵詈(ばり)雑言を浴びせる、文民統制を踏みつけにしている自衛隊です。こんな組織を憲法に明記させていいんでしょうか。断じてノーではありませんか。今なすべきは、憲法違反の安保法制をきっぱり廃止し、戦争する軍隊への変質を許さない。ここにあるのではないでしょうか」
出典:【5・3護憲派集会詳報】(7)共産党・志位和夫委員長「安倍政権もろとも9条改悪のたくらみ葬ろう」 – 産経ニュース

冒頭から「災害救援に汗を流している自衛隊じゃありません」などと吠えているが、東日本大震災や熊本地震などで災害派遣され救援・救助に尽力した自衛隊を完全に否定する暴言である。
憲法に自衛隊を明記することには賛否あるが、災害救援の自衛隊と国防を担う自衛隊は同一組織であり、国を守る覚悟と日々の鍛錬があってこそ過酷な災害現場で能力が発揮できるのだ。

これだけ自国の国防を軽視しておいて、中国の軍拡と海洋進出・人権蹂躙と虐殺は見て見ぬふり。その中国は脅威ではないと言い切ってしまう一方で、国防を強化する日本を危険だと叫ぶのは一体どういうことだろうか?

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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