悪質タックル被害の父親が加害選手の減刑求める、プロフには「息子がきっかけで再開したアメフトに夢中」

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悪質タックル被害選手父親が加害選手の減刑求める、プロフは「息子がきっかけで再開したアメフトに夢中」

関西学院大学との定期戦で起こった日本大学アメフト部の悪質タックル問題。23日行われた日本大学内田前監督と井上コーチの記者会見を受けて、被害選手の父親がフェイスブックを更新した。
被害選手の父親である大阪市議会議員(維新)の奥野康俊氏は、「親の立場で我が息子と重ねると宮川君は、加害者ではありますが、指導者2人に対して、体の震えが止まりません。」と指導者への怒りをあらわにした。また、タックルをした宮川選手に対しては「宮川くんが可哀想」として、宮川選手の減刑と内田前監督、井上コーチに対する厳重処分を求める嘆願書を提出する意思を示した。

拡散のお願い
昨日の内田前監督、井上コーチの会見を受け
5/6の試合以来初めてアップします。

お願いがあります。

前監督は一切の関与を否定。これでは宮川君が、可哀想でなりません。酷すぎます。
親の立場で我が息子と重ねると宮川君は、加害者…

奥野 康俊さんの投稿 2018年5月23日(水)

証拠の動画や写真を求める

23日の会見で内田前監督は、危険な反則タックルをした選手を交代させず、その後も反則を繰り返したことに関して「見ていなかった」と答えている。これに対し被害選手の父親である奥野氏は、タックルがあった際の監督の顔の向きなどを確認するための動画や写真を求めている。

前内田監督が悪質なタックルシーンを試合中見てなかったと会見で述べられました。

試合中のビデオ、動画、写真を撮っていた観客の皆さん、前内田監督が見ているシーン、顔の向きがわかるシーンなんでも結構です。
そのデータを頂きたいのですがよろしくお願いします。
出典:奥野康俊氏フェイスブック

奥野氏は、こういった証拠を集めて内田前監督と井上コーチの責任を追及するとともに、指示を受けた宮川選手の減刑を求める考えだ。

ツイッターのプロフ「息子がきっかけ・・・」

奥野氏のツイッターアカウントプロフィールに、以下のような一文が記載されている。
「スポーツが大好きで息子かやることをきっかけで再開したアメフトに夢中。」
悪質タックル被害選手父親が加害選手の減刑求める、プロフは「息子がきっかけで再開したアメフトに夢中」

この父親と息子が置かれている現状を考えると切なくなる。
しかし今、この思いは宮川選手や日本大学の選手にも向けられている。

私は、この事件に息子と、アメフト、アメフトを愛する両大学の子どもたちの為、日本のスポーツ界の信頼回復の為全てを捧げる所存です。

すでに、市議会維新代表にも伝えております。私の記者会見前に決断していたことですが、任期満了を持って大阪市議会議員にピリオドをうち、次の選挙では立候補いたしません。

残りの人生をかけ真剣に、とことん、この問題に向き合う覚悟です。ご協力お願いいたします。
出典:奥野康俊氏フェイスブック

「息子かやることをきっかけで再開したアメフトに夢中」ただ楽しければ、強ければ良いわけではない。スポーツに取り組む子供たちに大人はどう向き合うべきなのか?
その答えが奥野氏の行動にある。

日本大学の内田前監督と井上コーチ、大人ですか?子供ですか?

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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