社民党推薦の山形県議が飲酒運転で辞職「常習性はないが何回かやっていた」←何回かやることを常習という
政治・社会
山形県議会の金子敏明県議が平成28年に自宅近くで飲酒運転していたとして辞職する意向を表明した。
会見で金子議員は「2年前のことであまり覚えてないが、運転代行車で自宅前まで帰宅後、車庫入れという感覚で県道から自家用車を4~5メートル運転した」などと飲酒運転を認めた上で、「公職の重さを勘案し(議員を)辞めるべきだと判断した」と述べた。
出典:山形県議が飲酒運転で辞職表明 「撲滅率先」のはずが「何回かやった」 – 産経ニュース
金子県議は2011年に初当選、2015年の統一地方選では社民党の推薦を受けていた。所属会派は国民民主党・立憲民主党・社会民主党・無所属で構成される県政クラブ。
画像:社民党OfficialWeb┃選挙┃2015年自治体首長・議員選挙結果一覧
常習性はないが何回かやっていた
金子県議の飲酒運転は議長あての告発文書で発覚したものだが、他にも複数回の飲酒運転をしていたという。代行運転を利用した際に、車庫入れのために自宅周辺で運転をしていたようだ。代行運転の会社によっては車庫入れを拒否している会社もあるようだが、そもそも車で出かけて飲酒をしなければ良いだけ。
会見での説明も、飲酒運転でありがちな「ちょっとだけなら」という意識が垣間見える。告発された日以外にも複数回の飲酒運転をしているが、それを「常習性はない」と言い切ってしまうのも、飲酒運転に対する認識のデタラメさからくるのだろう。
会見で金子県議は「(飲酒運転に)常習性はないが何回かやっていた」と述べ、報道陣の質問に「今年5月、6月にもやっていた」と明かした。
出典:山形県議が飲酒運転で辞職表明 「撲滅率先」のはずが「何回かやった」 – 産経ニュース
地方議員の飲酒運転は意外と多く、今年の2月には共産党の宝塚市議が機関紙「しんぶん赤旗」配達中に事故を起こし、呼気からアルコールが検出されている。
参考:共産党議員が赤旗配達中に電柱激突!呼気からアルコール検出も逮捕はなし、苦手な右折でハンドル操作誤る
金子県議は無所属とはいえ社民党が推薦し県連大会にも出席する人物だ。これが与党が絡む県議であった場合「〇〇議員の応援を受けていた!」などと大騒ぎしたことだろう。
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