朝日新聞「運動部のみんな、熱中症「もうダメだ」の勇気を」津田大介「夏の甲子園は朝日の主催やんか」

2018年7月16日マスコミ・報道

朝日新聞デジタルに掲載された記事「運動部のみんな、熱中症「無理」「もうダメだ」の勇気を」について、メディア・アクティビストの津田大介氏がツッコミを入れている。

こんな記事出せば「なら朝日新聞は夏の全国高校野球選手権の主催をやめろ」と言われるのは当然なので、いい加減朝日新聞は夏の甲子園退会やめることを真剣に検討した方がいいと思う。
※誤字は原文ママ

こんな記事出せば「なら朝日新聞は夏の全国高校野球選手権の主催をやめろ」と言われるのは当然なので、いい加減朝日新聞は夏の甲子園退会やめることを真剣に検討した方がいいと思う。 https://t.co/fgZKs9GecR

— 津田大介 (@tsuda) July 16, 2018

まあ、夏の甲子園の是非は賛否両論あるが、朝日新聞が記事中で高校野球を完全にスルーしてるのはツッコミどころですね。しかも記事の上下でガンガンと甲子園の宣伝をしているという矛盾。

甲子園から軍靴の音が聞こえる

野球は攻守交替のたびにベンチへ帰り、常に全員がプレーする競技ではないので実質の運動時間はさほど長くない。それでも投手の負担は大きく「残酷ショー」と揶揄されることもある。特に高校野球は全力疾走が美徳とされ、それはプレー以外の移動でも行われ夏の甲子園ともなれば野手の疲労も蓄積される。

賛否ある問題といえど、朝日新聞がこういった問題から目を背けるのは夏の甲子園を"主催"しているからだろう。もしこれが産経新聞の主催なら朝日新聞は徹底的に叩きまくるだろう。
例えば、全選手を集めての入場行進からは「軍靴の音が聞こえてくる」選手宣誓はヒトラーに忠誠を誓う親衛隊のようだと批判するだろう。なんだったら「高校野球は少年兵にするための訓練である」くらいのことは言い出しかねないのが朝日新聞の社風である。
しかも甲子園球場には朝日新聞のロゴ入り旭日旗が掲げられており、これが産経新聞の社旗だったら「戦争教育反対！甲子園前総がかり行動」とかいうデモ隊が押し寄せ、それを朝日新聞は「3万人が甲子園に反対」と報じるだろう。

津田大介氏からの指摘も含め、朝日新聞はいろいろと考え直す時期に来ているのではないだろうか？

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