私が国産種も放虫するべきでないと思う理由


外国産の昆虫を放虫しないように呼びかける人は多い。
では国産種はどうだろうか?言及している人は少ない。

これは、外国産放虫の危険性が一定の説得力を持っているのに対し、国産種放虫の危険性を論理的に説明できる人が少ないことの表れかもしれない。
また、「外国産種放虫反対」と唱えてもそれは特定の誰かを非難している訳では無いので衝突も起きないから言い易い。対して国産種の放虫に関しては実際に活動として放虫している人も存在し、内心好ましくないと思いつつ特定個人を非難する事を避けているとも言える。

スポンサーリンク

私個人の見解としては、国産種であっても放虫はすべきで無いと思っています。それは飼育個体、採集個体でも同様です。採集現地への放虫も反対です。
主な反対理由は「食物連鎖」です。これは自家繁殖個体の放虫が特に影響します。
国産種を放している人は定着を望んでいるのでしょうが、これは食物連鎖でいう捕食者(鳥など)にエサを撒いている事になります。産卵~羽化ができる環境を整えない限り定着も増加もしません。捕食されず生き残った個体も自然繁殖の個体と入れ替わるだけでキャパシティは決まっています。無益な殺生であり、場合によっては生態系のバランスを崩しかねない。
それならば「外国産も同様に捕食されるので定着しない」と主張する人がいる。これは大きな勘違いである。
前述のように、一部でも生き残ると言うことは国産個体と入れ替わる事。ましてや国産種より強健な種であれば危険度は増す。

国産種を放虫する人の主張で違和感を覚える所は、クワガタが多い森が好ましいと思いこんでいる所。自然にも適量、バランスがあり自然豊かだった数百年前だって分布というものがあったはずだ。厳しい表現になるが、年寄りの「昔はクワガタがいっぱい…」は当てにならない。触れ合う「機会」と「個体数」を混同しているからだ。
確かに開発等で棲息環境は厳しくなり、全体の個体数は減っているかもしれない。しかし元からいなかった場所、少なかった場所で個体数を増やそうとすることは人間のエゴではないだろうか?
大量に採集している人、材割り採集している人が行う放虫や環境活動など、レジャー目的としか思えない。自己が採集したいが為のレジャー施設を開発してるようなものだ。

もし、種の保存を目的とした放虫をしたいとお考えなら、専門家、自治体、土地の所有者とよく相談してほしい。
特に注意して頂きたいのは「専門家」の定義。
ブリーダーや採集家はここでいう専門家ではありません。論文を発表し公に認められた人、または関連機関に属する専門の学識者を指しています。
私自身ここでいう専門家ではありません。だからこそ「しない」方向を選択します。何かに影響を与え責任が生じる「する」を選択するのは専門家の仕事ではないでしょうか。

【引用方法】

引用は半分程度まで「続きは以下へ」のURLリンク必須、まとめサイトも同条件、差別的なコメントを集める目的での引用禁止、動画での転載お断り

上記範囲外での利用料金

この記事が気に入ったら「いいね!」をお願いします。


KSL公式番組!時事問題・ニュース
通知登録・フォローお願いします。
KSL-Live!ツイキャス KSL-Live!ふわっち

コバエ退治に有効な手段とはなにか?

外国産ハナムグリが外来生物法を動かす?

KSL公式番組!時事問題・ニュース

通知登録・フォローお願いします。
KSL-Live!ツイキャス
KSL-Live!ふわっち



最近の記事

  1. 枝野幸男が野田中央公園をツッコまれ激しく動揺「不適切発言だ!議長!水田議員を黙らせて!」杉田です
  2. 立憲民主党・川田龍平「人殺し大臣」ヤジを謝罪「感情を抑えられず絶対に言ってはいけない言葉を使った」
  3. 委員会で暴行の山本太郎「マイクは壊してない!」和田政宗「委員部も映像で確認、壊れとったで?」
  4. 懲罰委員会へ!山本太郎、森裕子、糸数慶子が本会議場で垂れ幕掲げ叫ぶ奇行、委員長の制止も無視して悪態
  5. 告発!フジテレビ「グッディ!」が麻原死刑報道で捏造か?情報提供者「全く事実と異なる説明をされた」
  6. 山本太郎が暴行!内閣委員長の腕に掴みかかりマイクを損壊する暴挙、質疑では終始暴言パフォーマンス
  7. 社民党の増山麗奈と福島瑞穂参院選演説
  8. 【祝】ネットギークさんが左翼に転向!田中龍作が被災住民に成りすまし隠し撮りした写真を絶賛
  9. 菅直人、総理だった記憶を消去「安倍総理は東日本大震災の時も超党派で対処せず」その時の総理はお前だ!
  10. 朝日新聞「運動部のみんな、熱中症「もうダメだ」の勇気を」津田大介「夏の甲子園は朝日の主催やんか」

人気記事






▼お問合せ・依頼
support(アットマーク)ksl-live.com

カテゴリー

▼グループサイト
昆虫専門KSLオークション
KSLフォーラム
▼お問合せ・依頼
support(アットマーク)ksl-live.com




PAGE TOP