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ビー・クワ№44夏号所感

      2015/05/02

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今回はオオヒラタ大特集!!2012
亜種分類も変わってるので資料の差し替えとして抑えておきたい一冊。
マレーとスマトラを別々の亜種とした事には改めて疑問を持った人も多いのでは?
スマトラ内での変異を1亜種にまとめるならばマレーも含まれるのではないだろうか。
スマトラ内での形状差異を産地ではなく個体変異と記述しているのも、産地表記が採集地と集荷地の2種類が流通において使われていることへの配慮なのか、事実として産地で差異があるのか明記して欲しかった。

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コンテストについては現行の方式では今回が最後となるとのこと。
応募者数を名寄せをすると、コンテストというには無理があるほどの少数で、ある「疑惑」で権威を失ってからも久しいので仕方ないでしょう。
※あくまで「疑惑」です。それやったら疑われますよ!っていう「疑惑」です。

今までのビー・クワと変わったなと思った点は、奈良輪収容所さんの記事でしょう。
今までは誰が書いても同じだった「巨大オオクワガタの育て方」が本格的な上級者編になっています。
読者が知りたいのは幼年誌レベルのスタンダードではなく、自分以外のブリーダーが実行している「手法の詳細」です。
当り障りのない記事ではなく「自分はこうしている」という事実に基づく記事は低迷するビー・クワの新境地になるでしょう。
太古の生物巨大化と酸素濃度に関する記述は無くても良かったかな…
あれは正しく理解されないし最近の新たな学説なので、養殖において短期(数年から数十年)レベルで応用するには無理があるのではないかと思います。
クワガタを進化させるとかいう妄想を語る人が増えそうです。

小島氏の「21世紀版クワガタ飼育のスーパーテクニック」はもうちょっと読者の目を引くページ作りにできないものだろうか?
今回の記事も非常に重要な事が記述されており、植物防疫法の観点からキンイロクワガタが規制されるべき種であることに加え、外来生物法の観点からオオヒラタの一部が規制される可能性を感じさせる記事です。
羽化個体の逸出をブログで毎年の恒例記事にしていた人はよく読んで反省して欲しい。

巻末「ルカナに聞いてみろ」に学名最後のiを読むことについて言及されていますね。
あくまでビー・クワ編集上の内部ルールですが、むし社の見解が世間のルールになる傾向は否定出来ないので本気で考えなおす時期じゃないかな?とも思います。

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