月刊むしのクワガタ特集号より昆虫と自然が買い!


月刊むしの今月号は「クワガタ特集号」です。
正直な感想は・・・

残念な内容です・・・
ビー・クワを「バイブル」とか言ってる人が買うと大怪我をすると思います。
そもそもクワガタが、ぜんぜん「特集」されていません。

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巻頭カラーはラトレイユキンイロクワガタの現地クイーンズランド州北部での観察。
若枝の切断(スライス)の様子などは、パプアキンイロクワガタなどが輸入規制される可能性をあらためて感じる記事であった。
「日本産ルリクワガタ属の系統と進化」は以前の特集号から4回目、あとはルリクワガタの交雑実験。
他はゲアンミヤマのベトナム・コンツム州産新亜種記載があるだけ。

ビー・クワとの差別化を意識しているのだろうが、オオクワガタなどのポピュラー種を掲載しないならクワガタ特集号はもう要らないんじゃないかな?と感じました。
広告も自社広告を除くと極端に少ないようで、広告収入に頼れないなら部数の増加しか生き残る道はないように思います。
クワガタ特集号は新規購読者を獲得するチャンスだと思うのは私だけだろうか?

対して、同日発売の「昆虫と自然」は良かった!
これは絶対に買い!クワガタブリーダーは必携となるはずです。
ミクロネシアの昆虫が特集されクワガタに関する事など充実しています。

「ミクロネシアのコガネムシ上科甲虫相」
荒谷邦雄教授の執筆で、ミクロネシアは日本の生物相と相互に関係している事も交えた興味深い記事です。

新連載「昆虫分類学入門(1)」
これは、待ってました!と言いたい連載です。
基本的な分類学を解説してくれれば、専門誌を読む人も増えるでしょう。
国際命名規約についても解説されています。これだけでも絶対に買いです!

「クワガタムシ幼虫の発育における朽ち木・マット中の窒素分制御」
小島・五箇両氏も参加されている研究で、クワガタの餌を科学的に追求したい人は目を通しておかなければならない投稿です。
読む為には最低限の科学知識が必要ですが、ヒントは満載だと思います。

どう考えても、昆虫と自然のほうが秀逸です。
クワガタ業界では知られていない月刊誌ですが、読み物としてはこちらのほうが数段上のような気がします。

今後はnoteで記事を書きます

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