産卵木の水没は必要か?と実験依頼


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非常に難しい問題です。
雑虫対策としての水没に関しては今回は除外します。
なぜなら私自身、雑虫というやつに当たった事が無いからだ。
一度だけ、知人の産卵セットの中を這うタマムシの幼虫を見たのと、ある業者のある商品からは頻繁にコクワが出てくると聞き、試しに購入して放置したら見事にコクワをゲットできたくらい。

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長時間水没させると柔らかくなるという説を唱える人が多いが、はっきり言って「気のせい」でしょう。
「気のせい」ではなく、「木の精」が魔法をかけているのかも知れませんが・・・
これといった根拠も示されておらず、なによりそれを実証する為にはまず、水没させた産卵木よりも含水率が低い材が、堅いままであることを証明しなければならない。
また、水分過多で急速に材が柔らかくなるには、腐朽というより腐敗に近い状態が予想され、クワガタ飼育に適してるとは思えない。
嫌気状態とまでは言わないが、水分過多で良いことは少ないと思います。

余談ではあるが経年による堅さの変化に関しては、購入した産卵木を数年間室内で放置してみたが目立った効果は見られない。
出荷される状態で、ほぼ白色腐朽菌が活動していないため腐朽の進行は緩やかで現実的ではない。

私の場合、陰干しするのが面倒なので、オオクワガタなら水洗い程度か、長くても数分の水没ですませる。
それでなにも弊害は起きたことはなく、水分量(含水率)によって堅さに変化が出ることもなかった。
もとの含水率が低いとある程度、周囲の湿度やマットの湿度と均衡しようとするので、環境さえ整っていれば、さほど気にすることはないと思っている。

水分過多で失敗したという記事は多く見るが、水分が足らなかったという失敗談はあまり聞かない。
これは先述のとおり、木材は周囲の湿度やマットの湿度と均衡しようとするので余程の事が無い限り産卵セット内で材がカラカラに乾燥することは無いからでしょう。
私個人としての結論は、一般的に言われている「一日水没、半日陰干し」は必要ないと判断しています。
とは言っても、含水率を測定したりしながらセットしてる人も少ないと思うので、結局その人の経験と勘が頼りです。

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ここからはある実験について
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Yahoo知恵袋で、産卵木を水に浸けると、ふやけて柔らかくなるというアドバイスがあった。
それが本当ならば、こん棒を水に浸けて頭を殴ってもらってみてほしい。ふやけていれば死ぬことは無いでしょう。
私は御免です。水に浸けることによって重量が増し、材は堅く締まっていると思います。
まだ死にたくはないのです。

と、そんな低レベルな実験はどうでもよくて、別の実験のお話です。
単純に水没させるだけで材は柔らかくならないと思いますが、曝気槽にぶち込んでみてはどうでしょう。
本格的な曝気槽を用意することは困難ですので簡易的なものでも良いでしょう。
金魚のブクブク程度では何の役にもたたないので、それなりのポンプで水槽内を曝気してみたら材はどうなるのか興味があります。
どんな変化があるのか解りませんが。
曝気槽の意味がわからない人もいるかもしれませんので簡単に説明しますと・・・

>Weblio辞書から引用
下水処理の工程で、活性汚泥とともに圧搾空気を吹き込んで、汚濁物質を酸化的に分解する施設。エア-チャンバー。エアレーション-タンク。

簡単に言うと強烈なブクブクです。
「汚濁物質」というのは施設や条件により変わりますが、好気的に分解する為に必要です。
熱帯魚をやってる人は解ると思いますが、キレイな真水ではバクテリアが増殖も定着も困難なのでパイロットとして金魚を放ち糞をしてもらうという手法があります。
この糞が「汚濁物質」です。そして水槽内をエアレーション(ブクブク)するのは金魚への酸素供給だけでなく好気性バクテリアの為でもあるのです。
これをクワガタ飼育に応用するために「汚濁物質」を何にするか?
発酵マット?幼虫の糞?廃菌床?
そのあたりは頭の良い人が考えて実験し、画期的な産卵木を完成させてくれないかという勝手な希望です。

こん棒で頭を殴る実験か曝気の実験、どちらかをお願いします。
どちらもやってみたい方は、こん棒で頭を殴る実験より曝気実験を先にお願いします。

曝気実験の結果が出る前に死んでもらっては困るのだよ・・・

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