【民主党】蓮舫議員「国会議員の育休には否定的」という冷酷さを披露
育児休暇を取らずに働け!
育児休暇は哀れな庶民に与えてやるもので、議員はダメ!ということか・・・
これが蓮舫議員の主張のようです。
もう一度、言う。マタハラ、制度があっても育休すらとれない現実もある。国会議員のすべき仕事は二人揃って給与全額保証の育休を優雅に取ることではなく、現実に向き合っている人たちを法改正で守ること、だ。この二人の考えを私は全く理解できないhttps://t.co/WcnQlGqY4a
— 蓮舫💙💛RENHO🇯🇵 (@renho_sha) December 23, 2015
これは、自民党の宮崎謙介衆院議員と妻の金子恵美衆院議員が、党に対して一か月程度の育児休暇を要望したことに対する蓮舫議員の反応です。
育児休暇に身分は関係ない
まず、蓮舫議員の一連のツイートを見てみましょう。
一般的にはいいのでは、との反応があるが私は2人とも国会議員の夫婦の育休は否定的立場をとる。
時間的自由度が高い国会議員は、完全育休より公務との両立が可能です。かつ、国会議員の育休は、給与も全額保証で民間より遥かに優遇されている。https://t.co/WcnQlGqY4a— 蓮舫💙💛RENHO🇯🇵 (@renho_sha) December 23, 2015
民間と比べ、特権的環境の恩恵を行使するのでなく、普通に保育施設を利用しながら両立をすることこそが、本人の言う地に足のついた政策を立案できるのではないか。または、特権優遇ではない国会議員の育休を制度化する法案を提案するほうが現実的だ。https://t.co/WcnQlGqY4a
— 蓮舫💙💛RENHO🇯🇵 (@renho_sha) December 23, 2015
もう一度、言う。マタハラ、制度があっても育休すらとれない現実もある。国会議員のすべき仕事は二人揃って給与全額保証の育休を優雅に取ることではなく、現実に向き合っている人たちを法改正で守ること、だ。この二人の考えを私は全く理解できないhttps://t.co/WcnQlGqY4a
— 蓮舫💙💛RENHO🇯🇵 (@renho_sha) December 23, 2015
この方、おいくつなんでしょうか?
考え方が昭和の頑固オヤジみたいで話にならない。
育児休暇の取得促進の肝心要は「取れる人が率先して取る」です。
男性の育児休暇と言えば、広島県の湯崎英彦知事が2010年に知事としては初めて育休を取り、話題となったことを記憶されている方も多いでしょう。
この時にも「知事が保育園の送り迎え中に災害が起きたらどうする?」などという馬鹿な批判をする連中がいました。
しかし、批判に屈することなく湯崎知事は育休を自ら率先して取得し、結果としては広島県の男性育休取得率アップに貢献しています。
参考:男性の育休取得率で広島県がダントツの理由-オルタナ
そもそも蓮舫議員は「育児休暇」を、低所得で子供を預けることができない庶民のためにあると考えているようです。
このような認識でよくも議員バッジを付けていられるものです。
育児休暇は特に、中小企業では取得しにくい状況にあります。また、大企業であっても遠慮したり社内の偏見で退職に追い込まれたり、不利な契約を迫られる例もある。
だからこそ、取れるものから育休を取得して、育休を取ることが当然の権利として認められる土壌を作ろうというのは正しい手法ではないだろうか?
それは、前述の湯崎広島県知事の例で実証されているではないか。
育休を取れない人がいるから、管理職や高所得者は取るなという蓮舫議員の主張は傲慢かつ冷酷なものだ。
子育てを自分の手でしたい。そう思う気持ちに所得や地位は関係ない。
蓮舫議員は、金さえあれば子育てはできるという考えなのか?
議員としての選択としても、今回の宮崎・金子両議院の主張は正しい。
この両議員が一ヵ月の育児休暇を取らずに政策を練るよりも、はるかに大きい効果が期待できるからだ。
「大事な仕事があるから」「忙しいから」「所得が高いから」「身分が特別だから」
育児休暇が取りにくくなる悪い思考。
それをすべて兼ね備え、恥ずかしげもなく披露する蓮舫議員。
冷酷だ。
育休を「優雅」と表現するあたりから、蓮舫議員の心の底が見えてくる。