高校野球の女子マネ参加、高野連の「反対」を朝日新聞は糾弾せよ!

スポーツ

【映画パンフレット】 『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら.もしドラ』 出演:AKB48.前田敦子.瀬戸康史.峯岸みなみ
【映画パンフレット】 『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら.もしドラ』 出演:AKB48.前田敦子.瀬戸康史.峯岸みなみ

朝日新聞も毎日新聞もこの問題を「賛成と反対両論」で語っている場合ではないだろう。これは女性差別だ。

高野連は13日、甲子園での練習補助に大分の女子マネジャーが参加して制止された問題を受け、阪神甲子園球場内で技術・振興委員会を開いた。
出席した11名の委員らの大半が「女子生徒の参加に反対」の立場であったという。理由としては「試合に出場できない女子に負傷のリスクを負わせるのはどうか」という温過ぎる意見であった。


高校野球女子マネ問題:参加、反対が大勢 高野連の委員会-毎日新聞

主催の朝日・毎日新聞は男女平等に反対なのか?

高野連が旧態依然としたジジイの集まりであることは判明した。
ハッキリ言って野球というスポーツは危険である。
格闘技など危険を伴うスポーツは多々あるが、硬式野球は重く固いボールが高速で飛び交う。頭部に直撃すれば負傷は免れない。死ぬこともあるだろう。
ただし、それは女子野球やフィールドホッケーでも同様で、一定の覚悟と同意のもとに行われている。
特にフィールドホッケーは女子競技が盛んであるが、プレイヤーがFRPや木製のスティックを手にフィールドを駆け回り、硬球を打ち合う。
ボールのトップスピードは野球の投手が投げるスピードに匹敵すると言われ、ボールを膝より高く浮かしてはいけないというルールの特性上、頭部への直撃リスクは野球より低いかもしれないが、激しさなら格段にホッケーが上だろう。
それでも高校総体で女子の試合が普通に行われている。

高野連はこういった他のスポーツから学ぶことが急務だ。
今回、問題となったのは練習補助を女子マネージャーが行っていたということで、プレイヤー以外の負傷リスクを高野連は禁止の理由にしている。だが考えてもらいたのは、彼女は選手が練習するのと同じように、監督へのボール渡しを繰り返し反復してきた人間だ。
こうした裏方を選手同様に扱い感謝するのが、高校野球の教育理念と言っても過言ではないだろう。
言っては悪いが、委員のオジサンがフィールドに立ったら邪魔で危険だが、甲子園出場まで選手を支えながら練習補助を繰り返した女子マネージャーは周囲の動きやボールの方向とスピードを熟知しており、一定の安全性を保つだけの訓練がなされた「チームの一員」である。

主催する朝日新聞は、この問題にもっと切り込むべき。春の大会を主催する毎日新聞も同様に糾弾するべきだろう。
これはあきらかな女性蔑視による差別事案だ。
「様々な意見が」などと生温い論調ではなく、ハッキリと「女性差別」として糾弾するのが新聞社としての役割ではないのか?

女性を排除するなら主催から降りる!
そのくらいの根性を見せてみよ。

皆様の支援が必要です KSL-Live!からのお願い

【ご支援をお願いします】取材・調査・検証記事はコピペまとめサイトのような広告収入は期待できません。皆様からの支援が必要です。各種支援方法詳細

【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

OFUSEで支援する

このサイトをフォローしよう