山尾先生、はてな株式上場直後に「保育園落ちた」紹介は問題では?

政治・社会

山尾志桜里国会

「保育園落ちた日本死ね」
流行語大賞トップテン入りがルール上はありえないことは前回の記事で伝えたが、もう一歩踏み込んでツッコミを入れておきたいことがある。

①「株式会社はてな」の東証マザーズ上場直前に国会で同社のサービスを紹介したのは問題にはならないのでしょうか?無許可なら権利侵害であり、許可を取っていたら上場に前後して接触していたのでしょうか?

②山尾志桜里先生は自身の著作でない「他人」の個人ブログを国会に持ち込み読み上げただけなのに、実際に投稿したとされる女性どころか、保育の問題に尽力しこの匿名ブログにも関心を寄せ、メディアで実情を訴えたていた駒崎弘樹さんを差し置いて満面の笑みで流行語大賞の授賞式に出席しているのは何故でしょうか?

山尾先生の国会での読み上げから受賞に至るまで、このブログを利用することを権利者から負託されたという情報はありません。

上場直後に国会で取り上げる無神経さ

「保育園落ちた日本死ね」は政治的に仕組まれたことであるという説が根強い。しかし、私も調べてみたが少なくとも山尾志桜里議員と同一人物説につながる情報は皆無である。
ここでは詳しく解説しないが、はてなブックマークの性質上、狙って得られる炎上劇ではない。この数日後に「はてな」が上場していることは解せないが、証拠もなく疑いをかけることはできない。
ただし、投稿先の「はてな匿名ダイアリー」が便所の落書きレベルのヘイトを集めたようなサービスであることは知っておいてほしい。

各所で自演説が検証されているが、どの検証をみても山尾志桜里議員の登場はメディアが散り上げた後で、政権批判の材料として便乗した形だ。国会という場で「死ね」と叫んで事態を悪化させただけである。
どの説も陰謀論じみていて信用に値しないが、山尾志桜里議員を完全に「シロ」として見ても大きな問題が残る。
なぜなら、2ちゃんねる風の匿名ブログであり投稿者は不明、そうなると許可関係は「株式会社はてな」と折衝することになる。株式会社はてなは2月24日に東証マザーズに上場し、その僅か数日後の2月29日に国会議員が同社の提供サービスを取り上げ「保育園落ちた日本死ね!」と叫んでいる。上場直後で株価の動向が投資家に注目されている時期に国会議員が国会に持ち込むってアリなんですかね?
山尾志桜里議員は権利者に無断で取り上げたと思われるが、逆に許可をとっていたとすれば接触があり、上場時期であることを知っていたことになる。むしろ無断であったことが幸いしているのではないだろうか?

流行語大賞においても、山尾志桜里議員は授賞式を辞退するなり、駒崎さんを紹介するとかいう選択をどうしてしなかったのでしょうか?
せめて、投稿者とされる女性からコメントを預かって「私は主役ではない」と謙遜するのが人として正しい選択ではないでしょうか?

上場時期と重なるサービスを国会で取り上げ、無断であったにも関わらず手柄をかっさらうような恥知らずなことをして、あの満面の笑み。
まさか、権利者に許可なんか取ってませんよね?
私が投稿者なら好意的であっても、無断で国会に持ち込まれ大炎上さえられたら激怒しちゃいますが?連絡も取らずにどうやって仁義をきったの?
私が提供元の会社であっても権利上抗議しますよ?

もし許可を取るために同社と接触があったとしたら大問題なのですが、無断というのもいろいろ問題ですので、ガソリン問題とあわせて説明願いたいところです。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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