民進党松原仁議員が森友学園理事長との関係を釈明「在特会」には触れず

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WEB上に掲載されている写真について見解を申し述べます|衆議院議員 まつばら仁 オフィシャルブログ「一処懸命」Powered by Ameba

民進党の松原仁衆議院議員が、森友学園の籠池泰典理事長らを平沼赳夫議員に紹介し応援を懇願した際の写真に関して釈明を自身のブログにアップした。
WEB上に掲載されている写真について見解を申し述べます|衆議院議員 まつばら仁

出典:松原仁『WEB上に掲載されている写真について見解を申し述べます』
情報提供:ぶらぼーわん@boysen_reedsさん

あれだけ安倍首相夫妻と籠池泰典理事長の関係性を疑い「会ったことがあるのか!」と執拗に追及していた民進党の議員にしては、簡潔すぎる釈明である。しかし、この釈明では重要な部分がごまかされている。在特会の問題だ。
件の写真には元在特会の増木重夫氏(向かって左端)と思われる人物も写っており、同氏は過去に安倍首相とのツーショット写真をホームページに掲載し、日刊ゲンダイの追及を受け削除、他には山谷えり子議員が国家公安委員会委員長になる何年も前に7名で撮った記念写真に、在特会関係者が3名含まれるとして週刊文春などに記事にされ批判を受けている。
その増木重夫氏は件の写真が掲載された「スパイ防止法の制定を求める会」の設立趣意書に“事務局 増木重夫"として記名している。それには一切触れない白々しい釈明だ。

都合の良いパクツイだけに釈明している

森友学園理事長と民進党議員ら

民進党は、安倍首相が籠池泰典理事長と面識があっただけでも問題があるかのように「会ったのか!」と国会で追及していた。だが、当サイトのスクープにより民進党(当時民主党)の議員である松原仁議員が籠池理事長を有力議員に引き合わせていたことが発覚した。
参考:【速報】森友学園理事長と民進党議員らの親密写真が発掘される!

安倍首相が名前を使われたり、複数人同席でも会っていれば問題であるかのように追及していたのだから、籠池理事長を有力議員に引き合わせた松原仁議員は説明を求められて当然だろう。ここで引き合わされた平沼赳夫議員はすでに知人を通じて、口利きなどを行ったのは「小生ではありません」と否定するコメントを発表している。
参考:平沼赳夫議員、森友学園への口利き「小生ではない」とメールで否定

安倍首相と籠池理事長との些細な関係性でも目くじら立てて追及する民進党なら、自党の議員にも同様に疑いの目を向けて調査するべきではないかという事だ。そういった意味で今回の松原仁議員の釈明は納得ができない。これで許されるなら安倍首相や夫人も現在の釈明で許されはずだ。

私が最も許しがたいのが、松原仁議員は私の記事に対してではなく、一部のツイッターユーザーが私の記事を盗用する形でツイッターにアップした写真についてだけ釈明していることだ。ツイッターのパクツイなら短文で情報量も少なく釈明しやすかったのだろうと疑ってしまう。

元在特会と籠池理事長と松原仁

松原議員は当サイトの記事で日付等、既に明らかになっている部分もあやふやに説明して濁している。写真には「平成18年9月22日」と説明が付記されており、これは在特会発足の準備会合(12月2日)が行われる直前だ。
増木重夫氏は在特会の初期に関西支部長を請われて務めたが、2009年4月に解任されている。桜井誠会長の韓国人を侮蔑する発言を嫌っていたようだが、この増木氏に関しては“元在特会関係"として、与党系議員であれば同じ写真に収まっただけで大騒ぎになる。なぜ、松原仁議員は許されるのだろうか?そこには森友学園の籠池理事長も写っておりダブルで批判されてもおかしくない。

籠池理事長は写真が撮られた時点では「スパイ防止法の制定を求める会」(当時の名称は「戦後一新の会」)の副会長である。この団体の応援を懇願するために平沼赳夫議員を紹介した時の写真であることは明白である。それを都合よく増元さんの名前を出し「拉致問題解決をめぐる会話がなされたと思います」とは実に白々しい。

松原議員は在特会が発足する僅か3か月前に増木重夫氏と行動を共にし、森友学園籠池理事長との関係を今まで黙っていたことについて再度説明をするべきだろう。

続報スクープ→松原仁(民進)平沼赳夫(自民)が森友学園理事長の政治団体顧問であった記録が見つかる

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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