続報!鈴木まりこ自由党移籍の狙いは療養中の谷垣禎一前幹事長か?

政治・社会

鈴木まりこの狙いは谷垣禎一か?

昨日、当サイトで報じた元・日本の心鈴木まりこが自由党へ移籍のニュース。
参考:速報!鈴木まりこが小沢・山本太郎の自由党から立候補、ビジネス右翼だった?

議席を有する政党としては最右翼と言われる「日本のこころ」、同党から参院選に出馬した鈴木まりこ氏が、小沢一郎・山本太郎率いる自由党へ移籍したことには驚きの声とともに批判の声が上がっている。
小沢一郎共同代表は、自由党への党名変更の際「保守の票を獲得しなければ政権をとれないので、ウイングを保守層にも広げていきたい」と述べており、その方針の一環として鈴木まりこ氏を取り込んだのであろう。しかし、これで保守層が付いてくるとは思えず、逆に保守層の怒りを買うことになっている。
また、選挙区については京都5区である可能性が高く、自転車事故で療養中の自民党の谷垣禎一前幹事長の地盤を狙ったものと思われる。

選挙区は「保守王国」京都5区

鈴木まりこ氏がツイッターに投稿した写真を拡大すると「京都第5区総支部」の文字が見える。演説予定は9月となっており、別候補の使いまわしかも知れないが場所は「西舞鶴駅前ロータリー」となっている。
鈴木まりこ京都第5区総支部

2枚の写真では海が写っている。京都で海に面しているのは5区のみ。自衛隊艦船らしきものも写っており、海上自衛隊舞鶴基地周辺ではないだろうか?
https://twitter.com/marikokoro556/status/858603978635984897
https://twitter.com/marikokoro556/status/858532085203574784

ツイートでは「衆議院選挙区支部長予定地で活動開始‼️」と書かれており、鈴木まりこ氏が京都5区総支部長として次期衆院選を戦うものと判断して間違いないだろう。
京都5区と言えば自民党の谷垣禎一前幹事長が守ってきた地盤である。谷垣禎一議員は昨年の自転車事故で療養中であるが、本人は次期衆院選出馬に意欲を見せている。しかし、4月の麻生派からの合併呼びかけには手紙で返答、以前所属していた宏池会(岸田派)の創設60周年パーティーにも出席はせず、ここでは祝電が読み上げられるだけであった。
本人は意欲を見せても、次期衆院選を戦い当選しても任期を万全な体調で全うすることは難しいのかもしれない。予期せぬ解散選挙ともなれば候補者本人が街頭に一切立てない形での選挙になるかもしれない。
こういう、弱った部分を責め鈴木まりこ氏を刺客として送り込み、「保守が自由党から出馬」というサプライズで話題を集める手法は小沢一郎らしいと言えばそれまでだが、保守の怒りを買うだけで支持は集められないのではないだろうか?

選挙は炎上商法では勝てない。
小沢一郎はそんなことも判断できなくなっているのか?

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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