NETGEEKの「蓮舫の戸籍謄本GET可能」を弁護士が一様に否定、懲戒事例も

政治・社会

高須クリニックの提訴で蓮舫の戸籍開示はできない

高須クリニックの高須克弥院長が、民進党の大西健介議員と蓮舫代表を提訴するという話題。パクリサイトのNETGEEKがデマと捏造で混乱させている。
参考:訴訟を起こした高須克弥院長、蓮舫の戸籍謄本をGET可能に。これが狙いか | netgeek

結論から言うと、名誉棄損や損害賠償請求の民事訴訟に戸籍謄本は必要なく、職務上請求で目的外取得した場合、懲戒は確実で過去にも同様の事例がある。
また、NETGEEKの記事は某大型掲示板に半ば「ネタ」として投稿された情報を、まとめサイトが真実であるかのように再編集したものをパクったものであることが判明している。
NETGEEKより2日早い→【民進党崩壊】 高須院長、蓮舫を提訴「悪徳美容外科と同列にされた」→蓮舫さかの戸籍謄本開示請求 クル━━━━(゚∀゚)━━━━!! : 政経ワロスまとめニュース♪

弁護士らが一様に否定する戸籍開示

高須院長がツイッターにNETGEEKの記事を掲載していることから、あたかも戸籍開示が目的で確定のような情報が飛び交っている。しかし、弁護士らは一様にこれを否定し過去の懲戒事例などを挙げている。
ツイッターでは多くの否定コメントがあるが、その中で弁護士のコメントのみをまとめてみたが、戸籍開示を肯定する意見は皆無だ。

そもそもNETGEEKが示した法務省の見解でも「必要があるような場合」とされており、当然ながら必要性を偽ったり別目的で取得した場合は懲戒の対象となる。
また、蓮舫代表は公党の党首であり「公人中の公人」であり、本人確認は公職選挙により行われており、書類の送達先も明確になっている。相続など縁戚関係などを確認するような事例でもなく、戸籍の開示請求に至る正当な理由は見当たらないというのが弁護士の見解のようだ。

過去の懲戒事例をまとめたサイトでは、高須院長の代理人の名前も出ている。
参考:職務上請求で懲戒処分となった例 ( 事故 ) – 弁護士自治を考える会 – Yahoo!ブログ
ただし、これらの事実を認識し覚悟したうえで、高須院長が蓮舫代表に揺さぶりをかけているという意見も多数みられる。

そもそも高須院長側から「戸籍開示」という話は出ておらず、提訴に至る意図を憶測により書くことは許されないだろう。通常なら、懲戒対象となるような内容を流布されたことによる名誉棄損も考えられるのだが、その場合、NETGEEKは「パクってきた記事なので僕は関係ありません」と言って逃げられるだろうか?

関連記事:蓮舫涙目?自民党の小野田きみ議員がアメリカ国籍喪失証明書を公開
関連記事:【速報】蓮舫が提訴される!大西健介が委員会で高須クリニック中傷

皆様の支援が必要です KSL-Live!からのお願い

【ご支援をお願いします】取材・調査・検証記事はコピペまとめサイトのような広告収入は期待できません。皆様からの支援が必要です。各種支援方法詳細

【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

OFUSEで支援する

このサイトをフォローしよう