公用車で送り迎え「保育園落ちた」で騒いだ人たちは沈黙、透けて見える党派性

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-1 吉良よし子事務所 - ホーム

写真:吉良よし子事務所フェイスブック

自民党の金子恵議員が、保育所に通う息子を公用車で送り迎えしていると、6月29日発売の週刊新潮が報じた。
しかし、これは完全なる誤報である。新潮発売後に、複数他社が総務省に取材したところ、金子恵議員の送り迎えはルール内の行為であった事が判明した。また、これが多少ルールに反していたとしても、国会議員として働き議員会館敷地内の保育所に子供を預けるお母さんが、わざわざ車を乗り換えに自宅に帰らなければならないというのは、昨今の「働きながら子育て」の流れに逆行しているのではないか。

これには「保育園落ちた人」や、それを取り上げ政権を批判した野党はさぞかしお怒りのはずで、働くお母さんである金子恵議員を擁護するため、国会前でプラカード掲げて大騒ぎになるはずだ。
だが、騒ぎは起きていない。全員ダンマリだ。それどころか、民進党の蓮舫代表は新潮のデマに乗っかって金子恵議員を批判しているではないか。

山尾志桜里・吉良よし子はどうした?

まず、昨年2月『保育園落ちた日本死ね』という暴言ブログを投稿した「保育園落ちた人」がこの問題をスルーしていた。当サイトのアカウントがそれを指摘した途端に、白々しく駒崎弘樹氏らの記事などをリツイートしている。


-1 保育園落ちた人 @hoikuenochita さん Twitter

他者の意見をリツイートするだけで、自分の意見は言わない。そのくせ、下村議員の献金、稲田大臣の失言、豊田議員のパワハラに関しては執拗に批判をしている。
参考:https://twitter.com/hoikuenochita

そして、この暴言ブログを取り上げた山尾志桜里議員、騒ぎ立てる目的で目黒区の入園不承認通知を入手した吉良よし子議員の両名は一切言及なし。同じ国会議員の子育て問題に興味が無いようだ。
民進党の蓮舫代表に至っては、週刊誌のデマに乗っかり金子恵議員を批判。この時点で誤報であったことは周知されていたにもかかわらず、困っている人がいるからお前も苦労しろと言う暴論を展開している。

公用車で子どもを保育園に送迎。
「運用ルール上問題ない」と言い切る考えに全く共鳴も、理解もできません。
議員会館にある保育園。ならば、会館まで自力で行き、そこから公用車で総務省に出勤すれば済む話です。公私混同の感覚が絶対的に欠如してます。

蓮舫さんの投稿 2017年6月29日

これにより、金子恵議員は公用車の使用を止め、わざわざベビーカーを押して送り迎えすることになった。結局、野党は政権批判で『保育園落ちた日本死ね』を利用していただけなのだ。ブログを投稿した本人の党派性も透けて見える。
自民党なら親でも叩きかねない。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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