再春館製薬がTBSひるおびのスポンサーを降りた!と勝利宣言する人々へ、5か月も前の話ですよ
再春館製薬所がTBSひるおびのスポンサーを降りたと話題になっている。ひるおびに関してはVTRの捏造や偏向報道が問題視され、スポンサーに抗議の電話やメールをいれるよう呼びかけられていた。
これを受けて、どこの誰とは言いませんが「遂にひるおびスポンサーから降りた!」「俺たちの抗議が効いている!効いているぞ!」と勝利宣言している方がいるようですが、この人たちは嘘つきなんじゃないかなと疑ってしまいます。
なぜ疑わざるを得ないかと言うと、再春館製薬所は3月の時点でスポンサーを降りているからだ。
再春館製薬所は今年3月でひるおびのスポンサーを降りています。同社に、メールや電話で直接確認できます。私は感謝と応援する旨をお伝えしました。
— 吉田康一郎 (@yoshidakoichir1) August 3, 2017
実際に行動に出ていたら、こういった事実に直面したはずなんですが。
3月の降板、7月の抗議の成果?
一部のツイッターアカウントが不確かなスポンサーリストを拡散し、その中に再春館製薬所の名前があったことは当方でも確認している。ただし、ほとんどの人が「抗議した」と言いながら、実際には何もしていなかったから、再春館製薬所のスポンサー降板に気が付かなかったのだろう。
また、日本のこころ衆議院東京都第七支部代表の吉田康一郎元都議のツイートを見て「効いてる!」と言ってる人たちは、何を根拠に勝利宣言しているのだろうか?
3月に降板しているという事は、社内では今年の初めか2月に判断されたものと思われ、その時点で森友問題がマスコミに取り上げられていたが、安倍首相は高支持率を背景に余裕を見せていた。降板は森友・加計問題でのマスコミ偏向報道が顕著になる以前の話であり、スポンサーへの抗議が呼びかけられたのも、安倍政権の支持率が急落した7月以降であったはずだ。
TBSひるおびのVTR捏造や、事実に基づかない憶測や憎悪で政権を批判する報道姿勢は批判されて当然だろう。スポンサーへ抗議することも、不買の選択肢も個人的には賛成だ。だからこそ、対立する側から見て笑われるようなことはしないで欲しい。
3月に降板しているスポンサーを取り上げて「7月の抗議が効いてる!」とか、笑いのネタ提供でしかないでしょう。
ということで、偏向捏造番組ひるおびが、泣いて謝罪するまで勝利宣言は控えましょう。