元SEALDs奥田愛基が憲法ガン無視「若者に投票券を3票あげる」民主主義の根幹を揺るがすプラン


元SEADLs奥田愛基「若者に投票券を3票あげたらいいんじゃないか」民主主義の根幹を揺るがす
写真:元SEADLsの奥田愛基「若者には投票券を3人分あげたほうがいい」 | Abema TIMES

AbemaTIMESによると、8月27日に放送されたAbemaTV「千原ジュニアのキング・オブ・ディベート」に出演した元SEALDsの奥田愛基氏が、民主主義の根幹を揺るがす仰天プランを披露したとのこと。
奥田愛基氏は若者の政治離れに関して「若者に投票券を3票あげたらいいんじゃないかって本気で思っていて。」と発言し、民主主義の原則とされる一人一票の原則を否定した。選挙区による一票の格差に関しても「違憲状態」という判決が出ており、奥田愛基氏の「若者には3票あげる」は憲法14条が保障する「法の下の平等」にも反する。

憲法も民主主義も否定する発言

AbemaTIMESが報じた奥田愛基氏の発言部分は以下、

 また、原田曜平が若者人口の少なさを指摘すると、奥田は「かなり極論を言うと、若者に投票券を3票あげたらいいんじゃないかって本気で思っていて。だって若者が全員選挙に行っても、上の世代と意見が違ったら若者の政策が通らないわけじゃないですか」と話し、「18歳選挙権が実現しても若者が政治に関心持たなくて当たり前だと思うのは、自民党の議員だって、民進党の議員だって50〜60代がメインなわけで、若者の政治家っていないじゃないですか。もっと若い人が出て欲しいなって思いますね」とコメントした。
出典:元SEADLsの奥田愛基「若者には投票券を3人分あげたほうがいい」 | Abema TIMES

公職選挙法では選挙権年齢18歳以上という年齢制限があるが、選挙権を得て与えられるのは「一人一票」である。選挙区によって一票の価値(影響)に格差があることですら違憲とする声が根強いなかで、民主主義の根幹である一人一票の原則を無視するのは彼らの言う『憲法違反!憲法守れ!』がそのまま跳ね返ってくることになるだろう。
憲法14条の「人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない」とは一般的に限定列挙ではなく例示列挙とされ、ここに明記されない事柄で差別が認められるという意味ではない。

こういった年代等を反映した投票法として、ハンガリーやドイツでは、夫婦で子供が2人いれば、親は一票ずつ余分に投票できるドメイン投票方式を検討したが実現していない。このドメイン投票方式は、あくまで子供の一票を親権者に託し、親権者は子供のためにその票を投じるので、間接的な子供の投票権とも解釈でき「一人一票」の原則を完全に否定するものではない。
対して、奥田愛基氏の「若者に3票」は完全に一人一票の原則を否定している。

そもそも奥田愛基氏の言う「若者が全員選挙に行っても、上の世代と意見が違ったら若者の政策が通らない」というのが間違いで、どうやら世代別ではなく20代あたりで区切って、それ以上を一括りに「若者以外」としてしまっているのだろう。年代別のグラフを見ると現状ではそこまでの格差は無く、将来の人口推計と勘違いしている可能性もある。どう考えても、20代の投票率が高齢者の半分程度という現状を改善することが先であることは明らかだ。
参考:日本 – 各国の男女別5歳年齢階級別人口 人口プラミッド

一人一票の原則を崩すということは、一歩間違えれば少数の若者が多数の高齢者を蔑ろにする社会を産むことにもなりかねない危険な策である。

SEALDsの活動で若者の投票率は上がらず、応援した候補が軒並み落選したことを考えると、奥田愛基氏の考え自体が若者に受け入れられていない。その現実を直視せず、自分たちの意見を通すための「若者は3票」は酷い暴論であり、憲法を無視した無法者の罵声にしか聞こえない。

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