福島前議員「安倍晋三記念小学院か確認しただけ、役人が野党の術中にはまった」籠池の偽証判明も反省なし
森友学園が新設を計画した小学校用地取得の過程で、設置趣意書に「安倍信三記念小学院」の名前が記載され、その名前から財務省が「忖度」したとされる問題は、実際は設置趣意書に「安倍晋三」の名前はなく、全く別の学校名が記載されていた。
参考:速報!野党終了か?森友の設置趣意書に安倍晋三記念小学院の名称は無かった?和田政宗議員がコピーを公開
この問題を民進党時代に国会で追及した福島伸享前衆院議員は、23日にフェイスブックを更新し「嘘を鵜呑みにしたわけではなく、籠池氏の証言について真偽を問いただしただけ」という趣旨の弁明をしている。また、「当時の請求に対し校名を公開しなかった財務省と、安倍首相の答弁を作成した役人が私たちの術中にはまった」などと意味不明な成果をアピールしている。
しかし、この福島伸享前議員は「祈ります」メールを捏造して国会で追及した前歴もある。国会での質問に関して、正確性を軽視するような弁明を過去にも行っている人物であり、さまありなんといったところだろう。
真偽不明な質問をする癖がある
まず、この福島伸享前議員は、安倍昭恵夫人が「幸運を祈ります」と籠池夫人にメールを送ったと国会で追及したが、それが捏造であったことが発覚した過去がある。
デマ確定!昭恵夫人「幸運を祈ります」は民進福島議員の捏造と判明
そして、この捏造を指摘された際に「国会では日常茶飯事」として、謝罪も訂正も拒否するという傲慢な態度を見せていた。
メール捏造疑惑の民進福島議員「国会では日常茶飯事、謝る気はない!」
これでは、選挙で落選するのも無理はない。一部の保守論客からは、その知識と実力を高く買われている人物ではあるが、国会での答弁を軽視し、間違った質問を「国会では日常茶飯事」などと言い放つようでは議員としては不適格だ。
今回発覚した件に関しても、質問の正確性よりも野党として政権の支持率低下を目的とした「国会軽視」のパフォーマンスであったことが伺える。
福島前議員の以下の投稿を見ればそれがよくわかる。
このようなやりとりが国会中継で流れたからこそ、安倍政権は支持率は急落してことになり、安倍総理も何度も「印象操作」と批判してきた。だが、そのような印象を持たれる答弁を役人たちがしている時点で、私たち野党の術中にはまっていたのだ。
福島伸享前議員の投稿
詐欺師の証言を鵜呑みにしたからこそ、国会という重要な場所で質問してしまったのだろう。そもそも籠池氏が信用に値しない人物であったことは明白で、野党も当初は政治思想を徹底的に批判していたはずだ。それでいて籠池氏が政権攻撃に転じた途端、真偽不明であやふやな証言を得ては国会で延々と時間を浪費してきた罪は重い。
まずは「謝る」ということを覚えてはどうだろうか?