菌床から出る水分を有難いと思ってるのはクワガタブリーダーだけ


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菌糸ボトルから出る水分は害悪

菌糸ボトルでクワガタの幼虫を飼っていると、ボトルの側面や底部に水分が滲んできます。
ときにはボトルのフタが結露することも。

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菌床は有機呼吸を行っていますので、生育過程でCO2(二酸化炭素)とともに水を排出します。
これが水滴の正体である「分解水(代謝水)」です。
菌床が活発でない場合はこの分解水が出てきませんので、一部のクワガタ用菌床メーカーでは「元気な証拠」と説明しています。
しかし、これを額面通りに受け取ってはいけません。

この分解水はトリコデルマ(青カビ)の餌となり、キノコの生育も阻害することが解っています。
参考文献「菌床シイタケのカビ退治」
http://www.fpri.asahikawa.hokkaido.jp/rsdayo/20789003001.pdf

菌床ブロック購入時の注意点

菌床をブロックで購入すると培養袋に入った状態で届きます。
このとき、培養袋には分解水(代謝水)が多く付着し、場合によっては底部や側面に水分の溜りが見られます。
これは生オガのブロックに種菌を植菌し培養した際に、キノコの菌がブロック内を支配する過程で活発となり大量のCO2(二酸化炭素)と水を排出したためです。
また培養後も、発送による温度変化と外部刺激によりキノコの菌が再度活発になることでさらに分解水(代謝水)は排出されます。
クワガタ関係のユーザーはこの水分を有難く思っているようですが、キノコ栽培では培養袋から取り出したあと軽く水で流すことを推奨しているところもあります。
クワガタ飼育においては、キノコを栽培する目的ではないので表面的なトリコデルマ(アオカビ)に神経質になる必要もないと思いますが、決して良いものではないことを認識しておく必要はあるでしょう。

分解水(代謝水)は処理するべきか?

クワガタ飼育に関しては必要ないでしょう。
そもそも分解水(代謝水)が大量に出るような状態は幼虫を投入できる状態にありません。
ある程度、キノコの菌が落ち着いた状態で発熱も納まった状態で利用するのはセオリーです。
ブロックから詰め替え後に、ボトルのフタを開け余分な水分と熱を放出するという行為が理に適っていると言えます。
しかしブロックに関しては注意が必要です。
一時保管中に分解水(代謝水)が溜まった場合は軽く抜いておいた方が無難でしょう。
夏場などの繁忙期に培養の浅い菌床を出荷する業者も存在しますので注意して観察する必要があります。
クワガタ飼育においてはブロックを一旦崩すので、前述のキノコ栽培のような水洗いも必要ないでしょう。

繰り返しておきますが、決して良いものではないという事だけは認識しておいてください。
まかり間違っても「黄金水」とかいって珍重しないように。

【引用前に必ず確認してください】

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