上念司「ニュース女子、番組続いちゃうね」終了は誤解、結果的にMXがDHCから手を切られる形に
朝日新聞デジタルが1日に配信した記事が波紋を呼んでいる。
昨年の1月、沖縄の米軍基地反対派に関する放送が問題視された「ニュース女子」が、今春の番組改編をもって“打ち切り"になるという。
「ニュース女子」打ち切りへ MXと制作会社に隔たり:朝日新聞デジタル
この情報は深夜の配信であったにも関わらず、瞬く間にSNSを駆け巡った。しかし、その過程で、あたかも番組自体が終了するという誤解が生じているようだ。
同番組にも出演する経済評論家の上念司氏は、この誤解に対し以下のような見解を示している。
ニュース女子はMXの再送信がなくなるだけで、他の地方局およびネットでの配信は続きます。MXの中の工作員の人、情報リークお疲れ様。残念だけど番組続いちゃうね。というか、逆に君らがDHCに切られたみたいじゃん。他人事ながら心配してるわ。せいぜい広告の営業頑張れよ。
— 上念 司 (@smith796000) March 1, 2018
MXでの再配信が終了するだけで番組制作は継続、その他17の地方局やネットでの配信は継続する予定とのことだ。DHCがスポンサーでMXが制作しているという誤解があるようだが、DHCテレビジョンが放送枠を買い取る形で、自社制作の番組を各局で放送しているというのが事実。
参考:ニュース女子の放送予定
打ち切りについては、先行してC.R.A.Cの野間易通氏がツイッターで明かしていたが、事業に関わる内部情報をリークする人間がいるということだ。
野間易通氏の周辺にリーク
MXもDHC非上場ではあるが、事業に関する内部情報が外部にリークされているのは問題だ。
2月26日、C.R.A.Cの野間易通氏は以下のようにツイートしている。
[速報] [VICTORY] #東京MX からDHC完全撤退。#ニュース女子 ほかDHC番組は打ち切り。MXによるDHC番組の代理店業務も終了。公式発表を待て✌️✌????✌????✌???? https://t.co/V7enBmREqt
— C.R.A.C. (@cracjp) February 26, 2018
なお、「#ニュース女子」を地方局に売る代理店にも、当然差別の流布で抗議をするべきかと思います。どの代理店がやっているのか、調査します。https://t.co/fPyYijY57u
— C.R.A.C. (@cracjp) February 26, 2018
言論弾圧との意見に対しては、
言論弾圧ですな https://t.co/cdKLVZrQ6R
— 狭間 龍 (@hazamaryou) February 26, 2018
ガシガシ弾圧します。 https://t.co/wlhBMF3kC0
— C.R.A.C. (@cracjp) February 26, 2018
MXへの抗議が裏目に出たことを理解していないようだ。
一度でも地上波で放送を開始した以上、それを強引に打ち切りに追い込めば、その視聴者をインターネット配信に持ち去られる。そうやってBPOの影響範囲外に相手を追いやった結果、不都合な真実を自由に放送されてしまうわけだ。
また、抗議によって打ち切った「ヘタレ枠」を新たなスポンサーに売り込む営業も苦心するだろう。
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