立憲民主党の杉尾秀哉衆院議員は9日、民放ではたらくスタッフらで組織された「民放九条の会」で講演を行った。テーマは「国民投票のCM規制に関する超党派議連の状況(仮)」で講師の杉尾議員の講演後、質疑応答と意見交換が行われた。
長野から車と新幹線を乗り継いで、奇跡的に時間通りに四ッ谷の会場に辿り着きました。「民放9条の会」が主催する、国民投票テレビCM問題を考える学習会。講師役として1時半近く、憲法改正や国会を巡る情勢を含めてお話しさせて頂き、その後、質疑応答と意見交換をしました。テレビ現場で働いていた皆さんが多く、意義深いやり取りが出来ました。とにかく何とか間に合って良かったぁ~。
杉尾 ひでやさんの投稿 2018年12月9日日曜日
民放九条の会と放送法
杉尾秀哉議員が講演を行った「民放九条の会」とは、民間放送局で働くスタッフらで2005年に結成された。結成時の会のアピール(訴え)は、
「決意を新たに『改憲』のくわだてに立ち向かいましょう。日本と世界の平和のために…」
出典:民放九条の会発足/改憲は放送の自由を制約 しんぶん赤旗
憲法改正に反対し、九条を守ると言ったところか。
九条の会という名前はよく聞くが、同様のテーマで全国各地に様々な団体が存在する。メディア関係の九条の会も複数あり、ほとんどが退職したOBらによって組織されているが、この「民放九条の会」はディレクターなど現役の社員らによって組織されている。2005年の発足総会では民放労連委員長や民放の組合員らが発言しており、労働組合から派生したのだろう。
民放であっても放送法により「政治的に公平であること」「意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること」と定められている。この九条の会に関しては、放送内容に直接関与しているわけではないので法的には問題ないが、民放という括りで「九条の会」と名乗られると、視聴者としては複雑な心境ではある。
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