立憲・枝野代表、レーダー問題「政治問題化をせず」渋々言及、一方の韓国は「秀吉の朝鮮出兵」を持ち出す
立憲民主党の枝野幸男代表は19日、韓国海軍によるレーダー照射問題について記者団に対し「明らかに我が方に理があると思っている」と語った。しかし、韓国に対する批判などはなく政治問題化することを懸念するなど、むしろ日本政府側の対応に注文をつけるような内容だ。
枝野幸男・立憲民主党代表(発言録)
(海上自衛隊の哨戒機に韓国海軍の駆逐艦が火器管制レーダーを照射したとされる問題について)これは政治問題化をせず、実務的に粛々と事実関係を明らかにしていけば、いま我々が承知している範囲では、明らかに我が方に理があると思っている。できるだけ粛々とやっていく方が、国際社会の理解も得ながら、あるべき結論に近づいていくのではないか。(鹿児島市内で記者団に)
出典:レーダー照射問題「我が方に理がある」 立憲・枝野氏:朝日新聞デジタル
これまで、立憲民主党はレーダー照射問題に言及しておらず、問題に対する認識を疑う声がネット上では多く見られた。今回は記者団に囲まれ渋々答えたのだろう。
韓国側は秀吉の朝鮮出兵まで待ちだすまでに
この問題は枝野代表の言うような「我が方に理がある」というレベルではなく、韓国側が一方的に火器管制レーダーを照射しその後の説明も二転三転するとう極めて悪質な軍事挑発である。
これまで数々の嘘を重ねてきたが、ことごとく日本政府と防衛省に論破され追い込まれた韓国国会の国防委員長は、ついに400年以上も前の「文禄・慶長の役」いわゆる“秀吉の朝鮮出兵"を持ち出し安倍首相を批判する狼狽ぶりを見せている。
韓国国会の安圭伯(アンギュベク)国防委員長(与党、共に民主党議員)は18日、声明を発表し、レーダー照射を否定したうえで、哨戒機が危険な低空飛行をしたとする韓国側の主張をそのまま紹介。「日本政府は仮想の事実で韓日関係を悪化の道に追い立てている」と訴えた。
そのうえで「安倍晋三首相は事件の前面に出て、葛藤を助長している」と主張。「平和憲法改定を通じて戦争が可能な国家を作ろうとする日本の極右勢力の目標を考えた場合、内部の葛藤を外部に向けるため、壬辰倭乱(文禄・慶長の役)を起こした豊臣秀吉と重なってみえる」とした。
出典:「安倍首相は秀吉」韓国国防委員長、レーダー問題で批判:朝日新聞デジタル
これだけ世界に恥を晒しても、未だに韓国国内世論に訴えかけることに終始する"いつもの"パターンであるが、枝野代表には「どちらが政治問題化しているのか?」と、よく考えてコメントして欲しいものだ。
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