不祥事!共産党市議が生活保護希望者の顔写真をSNSに投稿「近々、党にお誘いするお約束」批判受け削除

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不祥事!共産党市議が生活保護希望者の顔写真をSNSに投稿「近々、党にお誘いするお約束」批判受け削除

 日本共産党の服部ひとみ府中市議会議員が、生活保護受給を希望する市民の顔写真をSNSで公開していたことが判明した。問題の投稿は受給希望者の写真に「近々、党にお誘いするお約束」と入党勧誘することも記述されていた。
※プライバシー保護のため、当サイトで男性に画像処理をしています

 投稿は既に削除されているが、服部市議からの釈明等はない。生活保護を受けようとする市民のプライバシー侵害のうえ、赤旗購読と入党勧誘に生活保護を利用しているという見方もある。

不正受給というデマが流れる被害

 服部市議のツイッターには写真と共に以下のような文章が投稿されている。

本日街宣ではじめて出会った方。「赤旗は最高、素晴らしい新聞だ」と何度も言っていただき握手!2つも会社を持つ社長さんでありながら、現在は無料宿泊所にお住まい、生活保護を希望されています。少しお話しただけでも素敵な方でした。近々、党にお誘いするお約束(ハートマーク)

 この文章から「会社を2つも経営しながら生活保護」「不正受給の実態」というデマも男性写真と共にSNSやネットメディアで拡散されている。しかし、これは誤解で生活保護は「全ての国民」が対象であり生活が困窮すれば受けることができる。また、服部市議の投稿では無料宿泊所に住んでいるという事なので、会社は現在存在せず「"かつて"2つの会社を持つ社長で」という意味だろう。
 男性の顔写真を拡散している人は早急に投稿を削除するべきだ。投稿を残したまま、この市議を批判することに矛盾が生じることを自覚して欲しい。

 一方でこの投稿から、共産党が生活保護受給者を狙って赤旗と入党の勧誘をしているということを証明した形になる。本来は誰でも受ける権利がある生活保護の申請に、共産党の市議らが同伴するケースは多数報告されており、共産党のおかげで受給できたと誤認して赤旗を購読したり入党して党費を支払うこともあるだろう。

 過去に生活保護の不正受給で摘発された事件で、受給時に同伴していた共産党市議は産経新聞の取材に対し以下のように回答している。

 一方、生活保護申請時に、小林容疑者に同伴していたとされる共産市議は、産経新聞の取材に9人の代理人弁護士名で「取材活動は、公安警察による政治活動妨害に加担するもの」と文書で抗議。「一切の回答をお断りする」としたうえで、「医療生協かわち野や日本共産党が、詐取されたお金と知ってこれを受け取ることなどありえない」としている。
出典:「組合出資金や共産党費にも使った」…生活保護は何のため? 申請同伴の共産市議は取材に抗議文 東大阪の医療生協支部めぐる保護費詐取事件 – 産経WEST

 取材に対して「取材活動は、公安警察による政治活動妨害に加担するもの」と弁護士と連名で回答してくることが、逆に共産党の闇を感じさせる結果となっている。

 いずれにしても、今回の写真投稿は前代未聞の不祥事であり、国民の命を守る「生活保護」の根幹を揺るがしかねないものである。共産党は志位和夫委員長が服部市議を伴って記者会見を開き説明する必要があるだろう。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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