【重要】規制・防除の対象となる昆虫生体・標本について


いつもKSLオークションをご利用いただきありがとうございます。
本記事はオークションご利用上だけでなく、昆虫を取り扱うにあたり、重要な事項が含まれますので最後までお読みいただくようお願い申し上げます。
ご理解いただけないまま違反が続きますと、オークション廃止の可能性もあります。

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規約と法の解釈について、運営からのお願い

KSLオークションでは、植物防疫法により輸入ができない種は出品できません。
繁殖品であっても出品はお断りしています。また「規制前」などの規約逃れも認めてはいません。
これらの法は、密輸入での逮捕、取扱いに対する刑罰の有無に関わらず、国内で防除の対象となるため飼育・取引もできないものと解釈しています。逮捕されないから良いという解釈では生き物・自然と向き合う愛好家としての資質が問われることとなるでしょう。
植物防疫法により輸入できない種を国内で飼育販売されている方は多数存在します。なぜ逮捕されないのか?と疑問に思う方も多いでしょう。
これは昆虫が動物ではなく植物と同じ、植物防疫法の対象になっていることが大きな要因です。また、同法の趣旨が「取締り」ではなく「防除」であるからです。
防除を確実に行うためには摘発対象ではない、犯意がない・意図しない形で国内に持ち込んでしまった種子や昆虫が遺棄されたり、放たれることを防ぐ必要があります。

例えば海外から帰国時に、衣服などに種子や微小昆虫が付着していたとします。これが刑罰の対象であれば犯意の有無を証明することは困難で、摘発を逃れるために遺棄したり隠すことが予想されます。
特に種子などは、手紙などに封入される場合があり、これを遺棄すると一気に外来種が蔓延し取り返しのつかないことになります。それならば刑罰に問わない形での回収・駆除の協力要請が望ましいのです。
植物防疫所の方々が問い合わせに対し「摘発」をしない方向で語るのはこのためです。この特性を利用して「植物防疫所へ問い合わせれば違法でないことがわかる」という文言を記述するケースが見られるが、悪質な誘導と言わざるを得ない。

このような法の趣旨を逆手にとり「輸入はできませんが、飼育はできます」などという矛盾した解釈で販売するものが後を絶ちません。
これでは昆虫愛好家の地位は落ちる一方で、社会から無法者として扱われるのも仕方ありません。

条約・条例等で規制される種の取扱い

通称・ワシントン条約では種によってレギュレーションが異なります。
ワシントン条約附属書(対象種リスト) ワシントン条約情報と野生生物取引情報:トラフィックイーストアジアジャパンhttp://www.trafficj.org/aboutcites/summary.html
このうち、許可を得て輸入・販売ができるものについては極力、その詳細を記載していただくようお願いします。
許可の有無・入手の時期・経緯などが不明な場合、警察や官庁からの指摘を受けるケースが多発しています。
このような指摘を受ける出品については規約上で禁止している「不明種または詳細を偽った種」として削除致します。また、違法性が高いものについては法的な手続きを待たず、任意での情報提供を行います。

一方では、国内での条例等で規制される種については愛好家・有識者のご指摘・ご指導に頼らざる得ない状況です。
最近では周知の期間どころか、施行後も自治体のHPで記述されないことがあります。地方紙のWEB版やSNSで流れてくる情報をかろうじて収集している状況です。
以上のような事情を踏まえまして、皆様から情報提供・ご指摘を頂ければ幸いです。

移入種・遇産個体の取扱い

生体での移入種・海外からの遇産個体については、前述の「植物防疫法」で輸入できない種であれば出品できません。チョウなどは一切認められていませんので出品できません。
また日本在来種であっても、自治体や有識者の調査により国内移入が顕著で、生態系への影響が懸念される場合は、自治体・有識者の助言・要請により出品削除する場合がございます。

運営からのお願い

KSLオークションの運営趣旨・意図に「自治体・官公庁との歩み寄り」という大きな課題があります。
大手オークションサイトなどは法による罰則の有無に固執し、植物防疫法に基ずく要請等はほとんど無視されています。
このような姿勢では昆虫愛好家は社会から益々悪者扱いされていきます。
「珍しい昆虫を手にするためには法を犯す」「逮捕されないなら要請は受け入れない」
これが昆虫愛好家のイメージとして定着してしまうと、「ならば、より厳しい法規制を」という動きに繋がりかねません。
私たち昆虫愛好家が、末永く多くの昆虫を愛でることができるよう、自治体・地元住民・官公庁との積極的な歩み寄りが必要ではないかと思いオークションを運営しています。
現在のように、当局などからの指摘が相次ぐようでは、歩み寄り以前に、オークション存続が危ぶまれる事態になりかねません。
皆様のご協力とご理解いただきます様、お願い申し上げます。

【引用前に必ず確認してください】

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