【昆虫類指定有】国内希少野生動植物種に41種が追加される【環境省】

いきもの関連

環境省は4月10日「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律施行令の一部を改正する政令」が閣議決定されたことを発表。
これまでヤンバルテナガコガネ、ヤンバルクイナ、イリオモテヤマネコ等89種が指定されており、今回41種を追加し130種となる。
環境省は昨年、2020年までに300種を追加指定する方針を示している。

今回の指定種一覧と昆虫類指定種

今回、昆虫類からは16種が追加された。(赤字6~21番)
国内希少野生動植物種に指定された種は、捕獲・採取、譲渡し等が原則禁止となります。
※6)オガサワラナガタマムシから41)リュウキュウキジノオまでについては、卵及び種子は捕獲等の規制対象とはならないとのこと(他種の卵及び種子と見分けが困難であるため)
1 )クロイワトカゲモドキ
2 )マダラトカゲモドキ
3 )オビトカゲモドキ
4 )イヘヤトカゲモドキ
5 )クメトカゲモドキ
6 )オガサワラナガタマムシ
7 )シラフオガサワラナガタマムシ
8 )オガサワラムツボシタマムシ父島列島亜種
9 )オガサワラムツボシタマムシ母島亜種
10)ツヤヒメマルタマムシ
11)ツマベニタマムシ父島・母島列島亜種
12)オガサワラトビイロカミキリ
13)オガサワラトラカミキリ
14)オガサワラキイロトラカミキリ
15)オガサワラモモブトコバネカミキリ
16)フタモンアメイロカミキリ父島列島亜種
17)オガサワライカリモントラカミキリ
18)クスイキボシハナノミ
19)キムネキボシハナノミ
20)オガサワラキボシハナノミ
21)オガサワラモンハナノミ
22)アニジマカタマイマイ
23)コガネカタマイマイ
24)チチジマカタマイマイ
25)ヒシカタマイマイ
26)ヒメカタマイマイ
27)フタオビカタマイマイ
28)アナカタマイマイ
29)オトメカタマイマイ
30)カタマイマイ
31)アケボノカタマイマイ
32)ヌノメカタマイマイ
33)キノボリカタマイマイ
34)コハクアナカタマイマイ
35)ミスジカタマイマイ
36)ナガミカズラ
37)ヒメヨウラクヒバ
38)タカオオオスズムシラン
39)イリオモテトンボソウ
40)ミソボシラン
41)リュウキュウキジノオ

罰則は大幅に引き上げられている

平成25年7月2日より、希少野生動植物種の違法取引に関する罰則は強化されている。
■違法な捕獲等、譲渡し等、輸出入
(個人)5年以下の懲役若しくは500万円以下の罰金
(法人)1億円以下の罰金
■販売又は頒布目的での「陳列」又は「広告」
(個人)1年以下の懲役若しくは100万円以下の罰金
(法人)2,000万円以下の罰金
販売又は頒布の目的でインターネットや紙媒体等で広告することも、従来の陳列と同様に規制対象。登録票のある国際希少野生動植物種の個体等を広告する場合には、登録を受けていることなどを明示しなければならない。
要するに、ネットオークションでは「取引」ではなく「出品」をもって、陳列とみなすということです。これらはネットショップはもちろんのこと、ホームページやブログ等でも販売の意図が見えれば罰則の対象となると思って良いでしょう。

対応と注意点

施行は平成27年5月1日。これ以降、法律施行令に違反するかたちでのKSLオークション出品等はできません。(当然)
規制により希少性が高まることが予想されますが、駆け込み採集や偽装や隠ぺいによる出品など、昆虫愛好家の品位を疑われるような行為は控えましょう。
また、卵等が規制の対象となっていませんが、これは見分けが困難であるという理由からです。見分けられる人が同種として採取し、飼育や販売を行うことは愛好家の自主規制として慎むべきではないかと思われます。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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