元少年A「絶歌」を高値で転売する人が続出

マスコミ・報道

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神戸連続児童殺傷事件の元少年Aが書いた手記「絶歌」は、大きな議論を生むとともに遺族の傷を広げてしまっている。
先日の記事『元少年A「絶歌」を薦める長谷川豊氏の無知と無神経ぶり』にも書いたが、この本は読んではいけない。遺族が読んでくれるなと言っているのだから。

そんな遺族の感情を無視して手記を出版する元少年Aと太田出版、そしてそれを薦める長谷川豊のような人間には反吐が出そうだ。

そして予想はされてはいたが、この「絶歌」は品薄となっている。
好奇心で買う人に加え、販売をしないことにしている書店もあるからだ。
で、そうなると必ずでてくるのが『転売屋』です。それも高値で・・・

定価を上回る「転売」が続出

転売自体は否定しません。安く買って高く売るのは商売の基本。
しかし、遺族が出版して欲しくないと願うことに反して、好奇心で読もうとする人間は後を絶たない。そこに目を付けて高値で転売しようという人間も・・・
これは下衆としか言いようがない。
定価が1500円であるのにamazonでは3万円で売り出す出品者もいる。
amazon「絶歌」のページ
その他のオークションサイトでも軒並み高値出品され競られている。
中には事件当時、犯人の写真や学校が掲載された写真週刊誌を3万円で出品するものまで現れている。
ヤフオク!「絶歌」の検索結果
楽天「絶歌」の検索結果
楽オク「絶歌」の検索結果

恥ずかしいという感情がないのだろうか?
出品するのは自由だが、高値でのスタートや高額な即決を設定している出品者は遺族の感情をどう考えているのか?
遺族の出版しないでほしいという願いを逆手に取った商売。
商業道徳以前の問題。
下衆です。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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