警視庁の無駄なアンケートに答えるだけで図書カードが貰える簡単なお仕事です。

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警視庁は暇なのか?お金が余っているのか?
こんな無駄なアンケートに答えるだけで図書カード500円分を配るってさ。

時事ドットコム:子どもスマホ、9割ルール必要=犯罪被害防止、アプリ制限で対策-警視庁アンケート
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201507/2015070400031&g=soc
平成26年度けいしちょう安全安心モニター制度 第3回アンケート調査結果
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/seian/monita/263_result.htm

逆に聞きたい。
この手のアンケートに「スマホはルール無用で使い放題!」とかいう回答があると思っているのか?

警視庁安全安心モニター制度って?

毎年募集されており、本年度はすでに締め切っている。
募集人員は1000人で、アンケートは年に3回程度。

総額150万円という破格の謝礼

アンケート回答者全員に謝礼があるってのも珍しい。
アンケート1回に付き500円の図書カードが貰える。これが年に3回とすると1500円分の図書カードがもらえることになる。
そりゃ回答率が9割超えるはずだ。

警視庁は謝礼目当てのアンケートが信用度ゼロだということを知らないのだろうか。こんな無駄なアンケートを実施する意味は?予算消化などいろいろ勘ぐってしまう。そうでなければ余程暇なんでしょう。
営利企業でもアンケートの謝礼はよくて抽選、もしくは謝礼は無し。それに対して警視庁は総額“150万円"という太っ腹。平成24年・25年は年に4回ずつ実施されているので、2年間で“400万円"。だいたいどのアンケートも9割以上の回答率であり、これに近い金額が図書カードで支払われている。

応募資格がいかにも

応募資格は以下の通り。

下記条件をすべて満たす方
1.東京都内に在住、在勤又は在学している方
2.満18歳以上(平成27年4月1日現在)の方
3.警視庁職員及び同居の親族でない方
4.警察業務に関心があり、協力意思をお持ちの方
5.応募受付及びアンケート等はインターネットを利用して実施するため、次の条件を全て満たしている方
ア パソコン等(携帯電話及びゲーム機を除く)からインターネットに接続できる環境を有すること。
イ 個人のメールアドレスを有すること。
(※ 携帯電話及びフリーメールのメールアドレスを除きます。)
フリーメール・・・インターネット上で提供され、原則無料でアドレス取得できる電子メールサービス
ウ インターネット上のホームページの閲覧及び電子メールの送受信を日本語で行うことができること。
出典:警視庁HP

「4.警察業務に関心があり、協力意思をお持ちの方」って時点で、アンケート結果は偏ってしまうことが必然。意識高い系の人しか受け付けないってことか。
あと、携帯とフリーメールを排除する意味がわかりません。私に言わせれば「有料」のメールアドレスってなんなん?です。プロバイダー契約してるってことが“信用"だと思っているなら無知にもほどがある。インターネット繋いでる時点でなんらかの契約はしているのであって、そのうえで便利で高機能なフリーメールを選択しているのです。
もしかして、犯罪者がネットカフェでフリーメール取得してアンケートに答える、とかいう妄想があるんじゃないかな? だとしてもさほど害はないので、もう少し頭を働かせ、アホだと誤解されるような制約は慎みましょう。

都民は怒った方がいいですよ

今回の調査は「スマホ害悪」という結論ありきで行われ、ほぼ全員が「ルール必要」と回答したのも調査するまでもない結果。こんなデタラメな調査のために多額の税金が使われているのです。
謝礼の150万円~200万円の図書カードだけでなく、これにまつわる業務などもタダでおこなわれているわけではない。
警視庁はアンケート調査についてもう一度勉強し直すか、こんなアンケートやめてしまえばいい。都民は怒って方がいいですよ。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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Posted by ksl-live!