哀川翔、82歳に敗れる?90ミリ越えのカブトムシが羽化


山陽オオクワ倶楽部 天然国産カブトムシ 生体 (♂Lサイズ♀フリーサイズ2ペアセット)
写真:山陽オオクワ倶楽部 天然国産カブトムシ 生体 (♂Lサイズ♀フリーサイズ2ペアセット)

またもや昆虫業界にビッグニュースが舞い込んできた。
90ミリの巨大カブトムシが羽化したというのだ。これは6月に報じられた哀川翔さんの88ミリのカブトムシを超えているものと思われる。


KSLのツイッターアカウント経由だけでも、当日中に5000人ほどがこのニュースに反応しており、その高い注目度からは「ブーム」の予感がする。

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亡き妻が送り出してくれたカブトムシ

熊本日日新聞によると、この巨大カブトムシを羽化させた菅健一郎さん(82)は年間1万~2万匹を奥様とともに飼育し出荷してきたという。その奥様を3月に亡くされ、引退を考えたとき、この巨大なカブトムシが羽化。「哀川翔の88ミリ」で日本のカブトムシが注目されたこの時期に“特別な”サイズのカブトムシが羽化したことは、格別の思いと意味があるのではないだろうか。

カブトムシブーム到来か?

先日、哀川翔さんがギネス越えの88ミリ巨大カブトムシを羽化させたニュースは、昆虫業界のみならずエンタメニュースとしても注目され話題となった。私の記事に対しても検索から多数の流入があり“カブトムシバブル”が起きている。
さらに哀川翔さんは今月、体の左半分がオスで右半分がメスという珍しい個体を羽化させニュースになっている。


これは一般的に「雌雄モザイク」とか「雌雄同体」と言われるが、雌雄同体とはオスとメスの生殖器を同時に有する個体をさす言葉であり、哀川さんの個体はそれとは異なる『雌雄嵌合体』と呼ばれる個体。
クワガタやカブトムシでは、の部分ごとに雌雄異なる特徴が発現する「雌雄モザイク」が度々報告されているが、このようにキレイに左右が分かれる個体は大変珍しい。この個体は東京スカイツリーで開催中の「大昆虫博」に展示されているということで、この個体のためだけでも足を運ぶ価値は十分あるでしょう。

88ミリ→雌雄嵌合体→90ミリと連続してのビッグニュース。昆虫の王者「カブトムシ」が、あらたなムーブメントを巻き起こしているのは間違いないようだ。

ギネスに登録認定されるのか?

以前の記事でも書きましたが、カブトムシのギネスは「むし社」が発行する専門誌「ビークワ」へ申請するのが業界では主流となっています。
哀川翔さんのギネス更新カブトムシはどれだけスゴイのか?

この「むし社」のルールでは、カブトムシは標本にした状態での正式計測が必須条件となっている。自然死したカブトムシは腐ったり部位欠損が起こりやすいため、
綺麗な標本にするとなると、元気なうちに「毒ビン」と言われる薬品を入れた容器で殺す必要がある。
おそらく、哀川翔さんも菅健一郎さんも、意図的に殺して標本にすることはせず、ギネス申請はしない(できない?)のではないだろうか。
むし社「ビークワ」編集長に確認したところ、6月中旬時点では哀川翔さんは申請をしていないということなので、今後もしないのかもしれない。
この巨大カブトムシたちが天寿を全うしたときには、なんとか標本にして申請をしてほしい。日本のカブトムシが世界最大のヘラクレスオオカブトに負けず、注目を集めてくれるのは本当にうれしい事です。

※その後の報道によると哀川翔さんは申請を決意したとのこと

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