エリック・C「キチガイの日本」とヘイトスピーチを繰り返す
自称フランス人のエリック・Cが日本人に対するヘイトスピーチを行っている。
大きな地震が起きているのに、火山も噴火しているのに、原発を止めないキチガイな日本という公営放送の報道。 https://t.co/j6zZbWEOig
— エリック ・C (@x__ok) April 16, 2016
世界中の報道が原発を止めないキチガイの日本を心配している。当たり前だ。 https://t.co/53jiSsaXNY
— エリック ・C (@x__ok) April 16, 2016
彼が引用している海外の記事には「キチガイ」とは書かれていない。彼が彼の意思で「キチガイ」と発しているのだ。
一部の左派がこの人物の言説を有り難がっているようだが、差別の対象が日本人なら許されるということだろうか。
「キチガイの朝鮮」と何が違うのか
在特会などに代表されるヘイトスピーチが悪であることは議論の余地もない。
国や地域で一括りにし、汚い言葉で憎悪を剥き出しに叫ぶ様は異様である。これらのヘイトスピーチと言えば「中国・韓国・北朝鮮」にルーツをもつ人々に向けられることが多いが、在日米軍やその家族に向けられる「ヤンキーゴーホーム」などもヘイトスピーチの一種であろう。
では今回のエリック・Cの場合はどうだろうか?
私は日本人として「ヘイトスピーチ」を浴びせられたと思っている。
彼が言い訳をするとすれば「日本人」ではなく「日本政府」「安倍政権」に対して発したと言うだろう。しかし、彼のツイートでは政府などと特定せず「キチガイの日本」と国で括っている。無論、政府に対してであってもキチガイなどという表現は倫理的に問題があるのだが。
これが中国や韓国、北朝鮮政府への批判として「キチガイの中国」「キチガイの朝鮮」というツイートなら左派はどうするのだろうか?
差別主義者として徹底的に糾弾するだろう。
一部の国への差別には暴力を用いてでも阻止するのに、我々日本人へのヘイトスピーチには賛同する思考回路が理解できない。
エリック・Cと言えば過去にもこんな発言があった。
長崎へ原爆が落とされた日、八月九日にこれだ。
トルーマンが原爆を日本に落としたくなったのは、日本に安倍晋三の様なやつ政治をしていたからだ。 https://t.co/fZRug8Rf8q
— エリック ・C (@x__ok) August 9, 2015
安倍晋三の様な人のせいで、広島や長崎で多くの人が命を落とした。
戦後、広島や長崎の様な被害が二度と起きない様に日本に平和国憲法を作った。
今、その平和理念が安倍晋三の様な人のせいで揺らいでいる。
しかし、安倍晋三の様な人が、そういう風にはマスメディアには報道させない様にしている。— エリック ・C (@x__ok) August 9, 2015
このひとはどれだけ日本人が憎いのだろうか?
政治的に気に食わない相手なら核兵器による大量虐殺も許されるというのか?
もう、日本には拘らないでほしい。