パクリ屋netgeekが記事の問題を指摘されパクリで反論

インターネット

増山れな田端駅選挙違反演説

パクリクソバイラルメディアの日本代表「netgeek」に独自の取材結果をパクられました。

netgeekが28日に配信した「【炎上】社民党・増山れな、公職選挙法が禁止する「駅ホームでの演説」を行う」と題された記事。
この記事は私が取材して書いた記事のパクリです。

パクったうえに、他社からの公選法違反を指摘されたことに逆ギレ。
その言い訳に、また私の独自取材結果を盗用し反論する始末。

netgeekの記事が公選法に抵触する可能性

社民党増山れな候補が駅ホームで演説、公職選挙法違反の可能性
上記の記事公開は、公職選挙法に抵触する恐れがあったため、選挙管理委員会、警視庁捜査第二課、社民党に取材し事実確認を行ったうえで公開したものです。
netgeekも同様の記事「【炎上】社民党・増山れな、公職選挙法が禁止する「駅ホームでの演説」を行う」を二日後に書いていますが、どこで事実確認を行ったのでしょうか?パクってますよね。

私が書いてるのでパクって記事にしても公選法に抵触しないと判断したのか、調子乗って微妙なラインにも踏み込んだようです。
社民党の福島みずほ、公職選挙法違反を指摘されてダッシュで逃亡
これに対してBUZZAP!が突っ込みを入れています。
netgeekがネット上の「福島みずほ議員が公選法違反」デマに踊らされて公選法違反
BUZZAP!の主張は、公選法に違反していない駅構内、社内でのタスキ掛けを「公選法違反」として公表したことが逆に公選法違反だというもの。
厳密にいうと、候補者タスキは文書図画にあたるので選挙活動の一環として認められ、駅構内や電車内では外さなければなりません。
しかし、多くの候補者が同様の行為を行っており、選挙管理委員会も黙認している状態が続いている。
だからといって、それを合法と認識するのは間違いです。
BUZZAP!の主張は「違法ではない」と「自民も違法だ」という二つの相反する主張が混在しており、正直言いがかり的な記事でもある。

しかし、事実確認を行わずに書いているという、BUZZAP!の指摘は正しい。私もこれに関する記事を書こうと取材しましたが、投稿者からお返事を頂けなかったので書いていません。
福島氏が名刺を配っているという写真に対して、実際に受け取った名刺を公開している方もいたが、信憑性は高くとも断定はできなかった。
また、公職の選挙中に書く記事としては、特定候補者を嘲笑するような文面は相応しくない。明らかに社民党票を減らそうという意図が認められれば、公職選挙法に抵触するだろう。

私はこれに関しJR東日本に見解を求めた。
JR東日本広報は、増山れな候補のホームの演説に加え、福島みずほ候補が電車内でタスキをかけていたことに対し、公選法や鉄道営業法違反で告発はしないが、これらの行為に関して「社民党に厳重抗議する」と本社が決定したいう回答を得た。
そういった経緯で、福島みずほ候補の行為に関しては、断定しない形で記事内で取り上げるに留めた。

私の取材を盗用して反論しないでほしい

BUZZAP!がnetgeekを批判する記事を書いたことに対し、netgeekは恐ろしいほど見苦しい反論記事を書いている。
【社民党の選挙ルール違反問題】netgeekがBUZZAP!のインチキ記事に反論する
支離滅裂で何が言いたいのか読み取れず、結局はBUZZAP!ライターの党派性を攻撃して右派に訴えるという醜態。
そして文末には「なお、JR東日本はこのような活動を決して黙認しているわけではなく、抗議すると表明している。」と書いているが、JR東日本広報はプレスリリースを出していない。
抗議の事実はJR東日本広報が口頭でKSL-Live!に伝え、私が記事にした独自情報です。それを、さも自社で得た情報のように書くあたり、パクることが当然のようになっているのであろう。

悪評はnetgeekだけではなく、バイラルメディア全体の信用問題になりつつある。他社も迷惑至極であろう。
私は過去にnetgeekの記事を引用させてもらったことがあるが、今後は一切取り扱わないことにした。
今回のパクリ記事を多くの方が引用・転載したり、ツイッターで拡散しているようだが、今からでも遅くない。削除しよう。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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