有田芳生が擁護する「ヤンキーゴーホーム」はヘイトスピーチである

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有田芳生公式HP

写真:有田芳生HPより
民進党の有田芳生議員曰く「ヤンキーゴーホーム」はヘイトではないそうだ。

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- URL=http://ironna.jp/article/4068?p=1

タイトルで勢いよく『「ヤンキーゴーホーム」はヘイトではない!』と吠えているわりには2ページにわたる記事の中ではそれにほとんど触れていない。
触れられているのは2ページ目の中盤に「余談」として記述されているだけで、その内容も独善からくる意味不明な言い訳だ。
頑張って有田議員の主張を読み取ろうとしたが、矛盾だらけで話にならないレベルであることが伝わってくるのみであった。
有田先生はアメリカの議員が訪日したら「ようこそヤンキー」と握手でもするんでしょうか?

広島長崎の市民はアメリカ人を罵倒しない

有田議員は「ヤンキーゴーホーム」について以下のように語っている。

 沖縄の基地問題は日本で唯一の地上戦を体験した歴史を生身の人間と重ねて理解しなければならないのだ。余談だが米軍基地問題に取り組む者が「ヤンキー、ゴーホーム」と叫ぶのは、歴史的に堆積した沖縄の歴史と生命にかかわる個人史が重なっているのである。この言葉をヘイトスピーチだと批判する者は、概念的な無理解とともに国会での議論にも眼を逸らしている。  米軍基地反対運動などで「ヤンキー、ゴーホーム」と主張することは、政治的な目的でなされるものであり、差別的意識を助長・誘発する目的でなされたものではないから、ヘイトスピーチ解消法にある「不当な差別的言動」の定義にはあたらない。
出典:「ヤンキーゴーホーム」はヘイトではない! 高江で見た基地問題の本質

矛盾だらけである。これでは中韓を過激な文言で批判することもヘイトスピーチには当たらないという理屈が罷り通ってしまうではないか。
私自身は中韓に攻撃的なヘイトデモには全く賛同できない。しかし、有田議員の「政治的な目的でなされるものでは、差別的意識を助長・誘発する目的でなされたものではない」という解釈は発信側の解釈であり、発信側が意図の正当性を主張すれば許されるという事になる。
ここで重要なことは客観性である。例えば「韓国人は死ね」「韓国人を日本から叩きだせ」は客観的に見て行き過ぎた表現であり、発言の発端が韓国に対する正当な批判であっても許されるものではない。
それと同様に「ヤンキーゴーホーム」も本来の主張とは外れた暴言と言えるだろう。アメリカ軍の撤退を訴えるにあたって「ヤンキー」という括り方は侮蔑の意味を含んでいるし、その侮蔑を含んだ蔑称に続く「ゴーホーム」は攻撃的な意味と捉えられる。
「ヤンキー」という言葉の本来の意味には差別的意図がないとされているが、アジアでもとくに北朝鮮などは完全に蔑称として使用している。
日本でも発言者がアメリカ国内での「ヤンキー」の意味で使っているとは到底思えない。友好的な感情の中でアメリカ人を「ヤンキー」と呼ぶ人などいないだろう。侮蔑の意図でしか使われていないのが現実だ。
そして、その言葉を使っている集団が米兵やその家族に対して行っていることは暴力以外の何ものでもない。
以下の動画を見て、沖縄を壊しているのは誰なのか皆さんもよく考えてほしい。
広島・長崎の市民はアメリカ人にこんな「憎悪」で接しているだろうか?そもそも普通の沖縄県民はこのような暴力を許さないだろう。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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