香山リカ先生遠隔診断に成功「中国製の帽子のやつ愛国者じゃない」
精神科医の香山リカ先生は、遠く離れたアメリカ国民の遠隔診断に成功したことを自身のツイッターで発表した。
診断結果としては「中国製のキャップを被っていたトランプ支持者は愛国者ではない」とし、一方で「デモ参加者のニット帽は手編みなのでメイド・イン・アメリカ、本物の愛国者」という遠隔診断結果となった。
トランプ就任式典の記念品や支援者が身につけてたキャップが中国、ベトナム、バングラデシュ製なのが次々明らかになりつつある一方、反トランプデモの参加者の帽子がハンドメイドつまりメイド・イン・アメリカだとは。自国製がよいと言いたいわけではないけど、どちらが本当の"愛国者"か一目瞭然。 https://t.co/n55abk7iaM
— 香山リカ (@rkayama) January 23, 2017
これ、中国に対する差別では?日本人が中国製の製品を批判したら「ヘイトスピーチだー!」て大騒ぎするんじゃないの?
論点がズレ、差別を披露する
どうやら香山リカ先生は、毎日新聞が配信したロイターの記事に別の人のツイートを混同して遠隔診断しているようです。
今回、ウィメンズマーチに実際に参加してみて、とても心強いと思ったのは、このマーチの参加者の多くが男性だったことです。幅広い年齢層の男性が、一緒にピンクの帽子被って行進した。(この写真の男性は、マーチまでに完成しなかったらしい猫耳帽子を、編み棒付いたままかぶってたww) pic.twitter.com/Q4jEiE0OCz
— TrinityNYC (@TrinityNYC) January 21, 2017
毎日新聞が配信したロイターの記事には「愛国」や「排外主義」については言及されていません。これはトランプ大統領が「米国製品を買い、米国人を雇用する」と唱えたことに賛同する割には購入品がどこの国の製品かなど気にしていない支持者を皮肉っているのです。
これとは別に他の方が「ウィメンズマーチで多くの男性がピンクの帽子を被っていた、猫耳帽子を、編み棒付いたままかぶってたww」とツイートしているのを見て、編み棒がついているということは手作り→メイドインアメリカ→こっちの方が愛国者、という解釈をしているようだ。
一部のトランプ支持者が中国製の帽子を被っていて、ウィメンズマーチ参加者の一人が手製のニット帽だったというだけで、どちらが愛国者かという発想に至るのは差別ではないだろうか?
こういった発言に対して中指立てて「キエー!!!」となるのが香山リカ先生の真骨頂だったのでは?