【感動】中2女子が徘徊中の老人を助けるため雪の中3キロを疾走!
政治・社会
山形県鶴岡市の中学2年生の女生徒が徘徊中の老人を保護したとして、鶴岡署は1日、感謝状を贈った。
女生徒は陸上部で、自主トレーニングのランニング中に老人を発見、一度は通り過ぎたが薄手の防寒着で歩く老人が心配になり引き返した。行き先を訪ねたが老人の指さす方向は行き先と逆、「腰が痛くて、もう歩けない」という老人を近くのベンチに座らせ「すぐに戻ってくる」と告げ、母親に助けを求めるため雪の中を走りだした。
3キロを走り母親に助けを求めたのち、母親の車で自宅まで送り届けた。
山形県の中2女生徒がランニング中に、雪の中を薄手の防寒着で徘徊していた高齢女性を見つけて保護。自宅まで約3キロを走り、母親に告げて車で一緒に戻り、女性の自宅に送り届けました。https://t.co/PpkI9WzyHn
— 毎日新聞 (@mainichi) February 2, 2017
あかん、このパターン泣いてまう。
未成年の善行を報じる意味
陸上部の女子中学生が自主トレーニング中に徘徊する老人を発見、救助を求めるために雪の中を走り出す。
陸上選手の鏡であり、スポーツ選手としてこれ以上の成果はないだろう。
何が感動するかって「一度は通り過ぎたが引き返す」ってところ。
これが人情ってものだ。
同様のケースは先月にも報じられている。
埼玉県鴻巣市の女子高生が、県道に散乱した古紙を一人で拾い集め、鴻巣警察署から感謝状が贈られている。
この女子高生も、一度はそのまま通り過ぎたものの「何もしていない自分に辛くなった」と戻って来たという。
バスケ部の朝練前に学校周辺で美化活動をしていた彼女にとって、下校中であっても県道に散乱する古紙を見過ごせなかったのは日々の活動の成果だ。
こういった報道は我々のように荒んだ大人の心を改めてくれる。
昨今大手メディアも我々も、未成年の犯罪や度が過ぎたイタズラを報じることが多いが、メディアは犯罪報道さえしていれば良いというものでもないような気がする。
若者の善行も積極的に報じ、その感動を伝えるために記者の文章力を発揮すれば、良い波及効果も生まれてくるだろう。
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