東京新聞・望月記者、前川喜平氏の貧困調査を「出会い系バー通い」と蔑称で呼んでしまう事案発生
政治・社会
東京新聞の望月衣塑子記者は15日、全文科事務次官の前川喜平氏の「貧困調査」について「出会い系バー通い」とツイッターに投稿した。酷い中傷である。
#前川喜平 前文科事務次官の出会い系バー通いに対しては「教育者としてあるまじき行為!」を盛んに連発していた #菅義偉 #官房長官
だが、官邸を取り仕切っている #和泉洋人 #首相補佐官 の疑惑には「公私は分けていた」。おかしい。評価がなぜここまで違うのか徹底調査を https://t.co/GLUdYdMCRy— 望月衣塑子 (@ISOKO_MOCHIZUKI) December 15, 2019
#前川喜平 前文科事務次官の出会い系バー通いに対しては「教育者としてあるまじき行為!」を盛んに連発していた #菅義偉 #官房長官
貧困により家庭で居場所を失った少女の悩みを聞くという設定を忘れてしまったようです。
設定を再確認してみよう
前川氏を擁護する人たちの間では、あれは「出会い系バー通い」と言われるようなものではないというのが共通認識だ。あくまで貧困家庭の少女が売春などに走らないよう、正義の味方である前川氏が救出目的で店から連れ出し食事を与えお金まで施すという美談である。
前川氏自身は国会で「調査という言葉使いは適切ではなかった」と認め、教育者としての貧困調査ではなかったことを認めている。そのうえで「個人的な行動」として、個人の趣味に官邸が関与したことに抗議をしている。
参考:出会い系バー「貧困調査」ではなかった!前川前事務次官が本音ポロリ
だが、前川氏が貧困調査を否定しても、彼を神輿に担いで政権批判したい人たちにとっては「貧困調査」でなければならず、これは正義の行動なのだ。そういった重要な設定を忘れて「出会い系バー通い」などと、いかがわしい蔑称で呼ぶなんて酷すぎます。
関連:前川喜平さん「答えたくない質問には、一番もっともらしく聞こえる理由をでっち上げればいい」貧困調査の事ですか?
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