国民民主・泉健太議員がマダニに咬まれ皮膚切除手術!致死率が高い「極東型」が札幌で発見され警戒が必要
いきもの関連
国民民主党の泉健太国対委員長は16日、左足をマダニに咬まれ皮膚の切除手術を受けた。
死者も出るという「マダニ」に注意!!!
今朝、左足の指がマダニに噛まれました。主に草むらに生息するのですが…。午後には大事をとって、噛まれた部分の皮膚切除手術。皆様もお気をつけて。
※他人には感染しないので、ご安心を。泉 ケンタさんの投稿 2018年5月16日(水)
怖い!マダニで死亡例も
マダニに咬まれたくらいで皮膚を切除するのか?と疑問に思った人も多いだろう。
マダニは吸血するために皮膚を咬んだ際、頭を皮膚内に突っ込むようにして唾液腺からセメント様物質を出す。これが硬化すると1週間以上皮膚に噛みついたまま離れず吸血を続けるのだ。これを無理に引き抜こうとするとマダニの一部が皮膚内に残り感染症のリスクが高まる。
マダニ媒介性感染症には死亡例も多く注意が必要だ。
泉議員の場合は既にマダニが離れていたものと思われるが、医師による適切な除去でなくマダニの一部分が皮下に残っている可能性もあり、念のため咬まれた部分を皮膚ごと除去したのだろう。
最近でも宮崎県で80代の女性がマダニによるウィルス感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」で死亡している。今年に入って宮崎県だけで3人目の死亡例となる。
マダニ感染で80代女性死亡 宮崎 – 産経WEST
また、札幌では「ダニ媒介脳炎」の原因となるウイルスのうち、最も致死率の高い「極東型」が見つかっている。道内では過去に4名の感染患者が確認され、そのうち2名が死亡している。
致死率高い「極東型」、札幌のマダニから初検出:読売新聞
この他にもマダニによる感染症は複数あるが、とにかくマダニに咬まれたら無理に除去しようとせず医療機関を受診するのが得策である。自身で除去出来た場合でもダニを持ち込んで確認してもらうことも推奨されている。
所詮マダニと甘く見ない方がいいということだ。
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