民進党代表候補は「共産党抜きの野党共闘」を明言するべきだ
政治・社会
民進党代表候補3名が繰り返し問われている懸案事項がある。
「野党共闘」を継続するか否か?
この質問に対し3候補とも野党共闘に否定的な発言をしながらも、どうも煮え切らない中途半端な答えばかりだ。
特に前原候補は過去に「共産党はシロアリ」という発言をしているだけに、共産党を敬遠して与党に鞍替えした有権者を呼び戻せるかどうかが期待されている。
苦しい立場も理解できるが、これは答えに窮するような問題ではない。
「共産党抜きの野党共闘」を明言すればいいのだ。
過去に共産党抜きで政権を取っている
前原・玉木・蓮舫3候補ともが言っている「方針の違い」は政権を目指す民進党にとっては致命的であり、特に共産党とは相いれない部分が多い。
もっと明確に「共産党抜きで野党共闘再編」を押し出せば、共産党を敬遠した有権者の票は相当数戻ってくるだろう。
共産党以外の野党が少数で風前の灯であることは否めないが、共産党と手を組むことで得た票よりも逃げた票が大きいというのが大方の見方。少数野党から得られる票など皆無に等しいが、とりあえずの「反自民」の格好は付くだろう。
民進党3候補が野党共闘に疑問を呈していることに対して、共産党界隈が恩着せがましく参院選で民進党を助けたようなことを言っているが、実際には共産党が得しただけで他の野党は散々な結果となっている。
むしろ共産党の方が「捨てないで」と泣きついているようにしか見えない。
過去に民進党(旧民主党)は共産党抜きの野党共闘で政権を奪取している。
そのときの実績と比べると共産党中心の野党共闘は大失敗と言えるだろう。
民進党代表選、3候補のうち誰が選ばれるかはわからないが、選ばれた後に党を躍進に導けるのは「非共産党」を明言できる人間ではないだろうか。
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