長谷川豊と野々村竜太郎の違い

マスコミ・報道

カメラのフラッシュが焚かれる中、スーツを着た男性たちがマイクの並んだ机の前で謝罪をしている

あの、野々村竜太郎元兵庫県議が怒っている。

人工透析患者を中傷する記事を書いた長谷川豊氏へのバッシングが自分に比べて甘すぎると。

野々村竜太郎元県議が怒りをぶち撒いたブログがコチラ

透析患者本音暴言を含めて、多数の誹謗中傷や名誉毀損を繰り返してきた毒舌元アナウンサーは、私の知る限り、全番組降板させられるだけで、記者だけでなく、患者等を交えた謝罪会見をしないのか?
テレビ局は、私の知る限り、何故自宅まで直撃取材放送しないのか?
身内は庇い合う甘い卑劣な体質です!
http://ameblo.jp/nonomuraryutaroblog/entry-12209835528.html

おっ、おう・・・
そうか、君はそう思うのか・・・
てなくらいの反応しかできませんが、彼は根本的なところで履き違えている。暴言を記事にした炎上芸人と政務活動費に疑義が生じ裁判で有罪判決を受けた元県議は扱いが違って当然だろう。

長谷川豊は号泣していない

そもそもですなあ、野々村さんが注目を浴びる原因になったのは政務活動費をだまし取ったとされる問題ではなく「号泣会見」です。
長谷川豊も大炎上したが、釈明と謝罪を行った番組内で「号泣」しなかったのでほとんど話題にならなかった。が、反省の仕方に問題があったため全番組から降板を言い渡される事態になったことは問題に対する責めとしては最大限の制裁を受けている。

一方、野々村さんは政務活動費を913万円をだまし取ったとして詐欺罪などで起訴され有罪判決を受けている。マスコミが長谷川氏の「暴言」と野々村氏の「号泣会見」を同列に扱うことは可能だが、政務活動費に関する詐欺は違法行為であり世間もマスコミも一様に厳しい目を向ける。長谷川氏の場合は擁護する声もあり解釈と見解の相違があり中立的な報道が行われる。

違法行為を問われることと、暴言での炎上全くは異なる。
世間の大バッシングと嘲笑の的になった野々村氏は、長谷川豊も同様に叩くべきだと考えているようだが、長谷川氏は名誉棄損にあたるような記事を書いていたとしても刑事事件になるほどの名誉棄損ではない。叩くマスコミにも限界がある。
対する野々村さんには「事件」「裁判」という流れがありマスコミが徹底して追いかける要素があるのだ。
無論、フジテレビのように自宅マンション玄関で待ち伏せし、外出する野々村氏を全力疾走で追いかけ捕まえようとする行為は不法行為であるが。

このように、事件性がある案件とネットの炎上案件を比べること自体がばかばかしい話である。
なによりも長谷川さんは号泣しなかった。面白くなかった。
そういうことだ。

最後に言っておくが、長谷川豊は炎上芸人としても廃業するべき。

皆様の支援が必要です KSL-Live!からのお願い

【ご支援をお願いします】取材・調査・検証記事はコピペまとめサイトのような広告収入は期待できません。皆様からの支援が必要です。各種支援方法詳細

【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

OFUSEで支援する

このサイトをフォローしよう