ヤラセ?民進党の池田真紀がTBS「生活保護不正受給」番組に一般人として出演
TBS系列で6日放送された「好きか嫌いか言う時間」の放送内容が貧困バッシングだとして、共産党シンパの民青同盟北海道の同盟員らが抗議のデモを行った。
しかし、この番組には共産党も野党共闘で支援した民進党の池田真紀が「元受給者・元福祉課窓口担当」として出演している。番組内では彼女が民進党の公認候補で現在も政治活動を行っていることには一切触れられていない。
デモを行ったグループは、自分たちが選挙応援した池田真紀の出演には一切触れず、ありもしない「貧困バッシング」をでっち上げてデモを行っていたのだ。
不自然な批判とデモ計画
そもそも池田真紀が出演していたことに一切触れず、番組放送直後には翌日のデモが発表されている。放送前から計画されていたと疑われても仕方がないタイミングだ。
TBS 「好きか嫌いか言う時間」3/6の生活保護に関する放送に誤解や偏見を増長される内容が含まれていたことに抗議します!
場所はTBS系列 HBC前です。貧困バッシングに抗議する緊急行動
場所:HBC前(札幌市中央区北1西5)
日時:2017年3月7日19時〜19時30分 pic.twitter.com/do9TEBnmwm— 最低賃金上げろデモ札幌 (@_BTMup1500) March 6, 2017
池田真紀と民生同盟北海道は、昨年の春に北海道五区補選で野党共闘している。池田真紀が事前にも事後にも番組出演について一切言及していないのも不自然だが、民生同盟北海道の同盟員が番組を本当に見ていたら必ず気が付いたはずだ。
そもそも、同番組には宇都宮健児弁護士も出演し生活保護を受ける困窮者側の現状などが伝えられ、偏見や差別ととれるような番組内容ではなかった。それが何故か、自民党の片山さつき議員の出演だけがバッシングの対象になっている。番組内で片山さつき議員は宇都宮健児弁護士とともに、生活保護の申請対応を厳しくすることに反対するなど、生活保護の重要性を訴えていたのに。
まず生活保護は好きとか嫌いとかそういう次元の話じゃないし。片山さつきをゲストで出してる時点で終わってるわ。
生活保護不正受給の0.5%を批判する前に、年金をギャンブル使ったり、税金を国民の為に回そうとしていない今の政府を批判するべきじゃないの? https://t.co/fEvuvVGTVC— Honami (@rock_west_) March 7, 2017
また、フリーライターが生活保護を受けていることに対し中国人出演者が「働けよ!」と罵倒し、司会の坂上忍氏が「不正受給だよね?」と問いかけたことが批判の的になっているが、このライターは健康で仕事もできるがライターとしての収入がないので生活保護を受けている。フリーライターが別の仕事をしながら取材執筆をするのは珍しくないが、ハリーポッターの原作者も生活保護を受けていたという極論で擁護する始末。
フリーライターとして働きながら生活保護を受給している人を取り上げスタジオの多くが非難。その受給者自身「自分は甘えている」「保護は簡単にもらえる」といった発言。
ちなみに、ハリーポッターの作者はイギリスの生活保護を受けながら執筆し、現在莫大な税金を納めているというのは有名な話です。 pic.twitter.com/oEu7c1W2v5— 反貧困ネットワーク埼玉 (@antipoverty_sai) March 6, 2017
しかし、フリーライター本人がこの擁護の仕方を批判している。
※ツイッターアカウントが削除されたためリンク削除
本人著書
もう、とにかく抗議デモがしたくて仕方がなかったということだろう。
しかし、民進党の池田真紀の出演には一切触れず、番組内容も批判されるようなもので無かった事からか、抗議行動の参加者は少なく閑散としていたようだ。そもそもHBCは北海道ローカルのネット局で番組とは関係ない。
「好きか嫌いか言う時間 @SukiTbs 」は生活保護受給者に対し、「恥ずかしくないんですか」「偉そうに何言ってんだちゃんと働け!」など激しいバッシングを浴びせ、委縮させるような内容でした。私達は、貧困状態にある人が抑圧されて声を上げられなくならないよう、ここ札幌から抗議します。 pic.twitter.com/TeOH18vbHb
— 最低賃金上げろデモ札幌 (@_BTMup1500) March 7, 2017
民進党の池田真紀さんは抗議に参加しないのか?