山口敬之氏の父親が緊急入院、東京新聞・望月衣塑子記者に職業を暴露されデマを流されたストレスが原因
元TBSワシントン支局長の山口敬之氏の実父が緊急入院していることが29日に判明した。山口敬之氏が自身のフェイスブックで経緯を説明しているが、原因は東京新聞の望月衣塑子記者のインタビュー記事で、無関係の父親の職業が暴露され、事実に反するデマを掲載されるなどしたストレスが原因のようだ。
山口敬之氏の父親は、検察審査会の議決で「不起訴相当」とされたあとも、メディアが息子(敬之氏)を犯罪者扱いすることを嘆き、記者会見でTBSの金平茂紀キャスターが「理解できないくらい怒りを覚えている」と発言したことに対し「金平という人物からお前に取材はあったのか?お前のTBSの同僚はあんなのばかりなのか?」と、強い憤りを覚えていたという。
山口敬之氏の投稿『【お詫び】老父が緊急入院しました。』
父親の名誉を貶めた望月衣塑子
山口敬之氏が、実父のストレスの原因として上げた東京新聞の望月衣塑子記者のインタビュー記事は、現在でもネットで閲覧可能となっている。筆者も確認をしてみたが、無関係な父親の職業と人物像を唐突に挟み込んでいる。
関係者に取材したところ、事件が起きた日に山口氏と詩織さんが訪れたレストランは、山口氏のお父さんも愛用している「値段のないレストラン」だったそうです。山口氏のお父さんは、有名な元〇〇〇〇の〇〇〇〇〇などもやられている方だと聞いています。
※あえて引用URLは掲載しません。職業等の情報は筆者の判断で伏せています。
ここで暴露された父親の職業自体には何ら問題は無く、むしろ尊敬される職業である。しかし、望月衣塑子記者は「山口氏のお父さんも愛用している値段のないレストラン」と根拠薄弱な情報で、父親の職業をいやらしいイメージで語るという記者にあるまじき非道を行っている。父親の職業と文脈からして、あたかも山口敬之氏の不起訴等に関与しているという印象も与えるものだ。
山口敬之氏に関する一連の問題は、無作為に選出された一般の11人によって構成される検察審査会において「不起訴相当」の判断が下されている。この検察審査会は無作為選出であることから、判断に権力者の力は及ばない。
確かに、TBSでの仕事を求めて相談してきた女性を飲酒を伴う食事に誘い、実際に行為自体はあったことから、山口敬之氏の行動は批判されてしかるべきだ。被害者とされる女性がその判断を不服とし継続的に被害を訴えるのも、その行動に賛同するのも良いだろう。
だが、不起訴相当となった人物を、個人的な感情どころか政治的な意図をもって「犯罪者・レイプ犯」と誹謗することは絶対に許されない。ましてや東京新聞の望月衣塑子記者やTBSの金平茂紀キャスターはジャーナリスト、推定無罪どころか不起訴相当の議決を無視して、断定的な言動は本人のみならず多くの関係者を深く傷つける。
少なくとも望月衣塑子記者は取材で得た「不確かな情報」を山口敬之氏に確認せず、父親の名誉を傷つけ入院するほどに追い詰めたのだから、責任を取る必要があるだろう。