民進党のお友達キッズドア代表「ハゲてる先生に、普通はハゲないからカツラかぶれ、と言ってやれ!」

政治・社会

民進党のお友達キッズドア代表「ハゲてる先生に、普通はハゲないからカツラかぶれ、と言ってやれ!」1

民進党定期党大会で挨拶する渡辺由美子「キッズドア」代表

民進党を支持し、前川喜平前文科事務次官の出会い系バー通いを不自然に擁護したNPO法人「キッズドア」代表の渡辺由美子氏が、自身のフェイスブックで暴言を吐いている。
ハゲてる先生に、普通はハゲないからカツラかぶれ、と言ってやれ!
民進党のお友達キッズドア代表「ハゲてる先生に、普通はハゲないからカツラかぶれ、と言ってやれ!」

これは、大阪府立高校が、生まれつき髪の色が茶色の生徒に黒染を強要したとして、生徒が府を相手取り裁判を起こしたことに対してのコメントである。不登校となったり、貧困で教育が受けれない子供たちに深く関わる渡辺由美子氏が、こういった事態に強い憤りを感じることは理解できる。
「茶髪で生まれたら普通じゃないの?」 黒染めを強要された女子高生の想い
ただし、この府立高校の対応が生徒を深く傷つけたからといって「ハゲ、カツラかぶれ」という発言は、相手が嫌がることの応酬でしかない。

不自然な前川擁護、民進党大会での信じがたい発言

個人的には薄毛などをネタにすることはよくある。それが良いことだとは思ってもいないが、個性と捉えるとすれば、ことさら「差別!差別!」と騒ぐのも窮屈な気がする。
だが、今回のようなケースでは訳が違う。生まれつき髪の色が茶色い生徒に対し「普通ではない」として、黒染を強要したり行事に参加させないという重大な人権侵害が行われているのだ。この状況で「ハゲてる先生に、普通はハゲないからカツラかぶれ、と言ってやれ!」は、この生徒が受けた心の傷を相手にも負わすということだ。
未成年であるこの生徒が、自分が受けた苦痛を司法に訴えているにもかかわらず、大人が感情に任せた暴言でしか自分の意思を表明できないことは残念であり情けなく思う。

この渡辺由美子代表の「キッズドア」は多くの子供を救っている。居場所にもなっている。だが、この渡辺由美子代表の言説には以前から首を傾げるようなものが多かった。
最近では、出会い系バー通いを「貧困調査」と弁明していた前川喜平前文科事務次官を、不自然に擁護していたことも記憶に新しい。前川喜平前事務次官は素性を隠してボランティアの学習指導に参加していたはずなのに、出会い系バー通いが取り沙汰された途端に、自身のブログで前川喜平前事務次官が学習指導に参加していたことを公開している。
キッズドアはボランティアのプライバシーなどは守らないのだろうか?
逆に危険!前川前事務次官が小中学生の学習支援「キッズドア」のボランティアに素性を隠して参加していた
後に前川喜平前事務次官は国会で「貧困調査ではなかった」「個人的なことだった」と証言している。この証言以降、前川喜平前事務次官に助けられたという少女たちは、マスコミの前から姿を消している。渡辺由美子代表もこの「貧困調査ではなかった」というカミングアウトには一切触れることは無かった。
出会い系バー「貧困調査」ではなかった!前川前事務次官が本音ポロリ

2017年の民進党定期大会でも、にわかに信じがたい証言をしている。
はじめてキッズドアにやって来た中学3年生が、学習指導をしてくれるスタッフが大学生だと知って「あ、大学生って本当にいるんだ」と発したという。そんなことがあるだろうか?
渡辺由美子代表は、この中学3年生は貧困な環境に育ち孤立していたからだとして「今まで生きてきた中で、大学に行っている人とか大学に行ったことがある人がいなかったんですね。」とあいさつの中で説明したが、個人的に孤立したからと言って、大学生の存在を信じない中学生が本当に存在するのか甚だ疑問である。
【定期党大会】来賓 NPO法人キッズドア 渡辺由美子理事長あいさつ=全文 – 民進党

筆者は、この人物の活動は尊敬するが、発言については全く信用できないというスタンスだ。それだけに今回の「ハゲてる先生に、普通はハゲないからカツラかぶれ、と言ってやれ!」という発言は、さもありなんといったところです。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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