加計学園デマ!倍率32倍の加計獣医学部を「競争率1.0倍だった」と黒川敦彦が捏造、データは別のもの

政治・社会

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加計学園に関するデマでお馴染みの黒川敦彦さんが、またまたデマを流している。黒川敦彦氏は、12日に毎日新聞が報じた「加計の推薦入試30倍」について、特別推薦の競争率が結果1.0倍であったことから今後の競争率が高くなるか未知数だとか。
しかし、これは競争率と入試倍率を意図的に混同させた捏造情報で、実際に推薦入試を受けた人数は21名の定員に対して受験者数は672名で入試倍率は32倍、そのうち合格者は192名で合格競争率は3.5倍であった。

加計学園デマの黒川敦彦「加計獣医学部入試競争率1.0倍だった」←実際の倍率は32倍!データが違う

「加計学園、2018年度・特別推薦入試・入試結果 (2017/12/18)競争率1.0倍。加計の公式発表だ。12月12日に毎日新聞らが報じた加計の競争倍率30倍、というのは併願がしやすい推薦入試であったためのようで、今後の加計の入試倍率が高くなるかは未知数だということだ。」
黒川敦彦フェイスブック

それではここで黒川敦彦がどうやって、このようなデマを作り上げたか加計学園側の公式発表を参考に見てみましょう。

実際の倍率32倍を意図的に隠している

黒川敦彦は「特別推薦入試」の競争率が1.0倍であったというデータを引用して、毎日新聞の報じた「加計の推薦入試30倍」が実際の倍率と乖離するという印象を与えようとしている。
黒川敦彦が示した「特別推薦入試」とは毎日新聞が報じた「推薦入試」とは別の枠で、関連校などに対し特別推薦できる定員を指定して受け付けるものであり、当然ながら募集定員と受験者数はほぼ一致する。関連校などで校内選考がされているので合格率も100%となる。これを「1.0倍」と強調するのは悪質な印象操作だ。
加計学園デマの黒川敦彦「加計獣医学部入試競争率1.0倍だった」←実際の倍率は32倍!データが違う

では実際の「推薦入試」の結果はどうだったのか?
黒川が意図的に避けた本物のデータがこちら
加計学園デマの黒川敦彦「加計獣医学部入試競争率1.0倍だった」←実際の倍率は32倍!データが違う1

出典:2018年度入試結果 – 岡山理科大学

募集定員21名に対して672名が受験している。毎日新聞の報道に対して黒川敦彦が言っていた「>安倍が願書だけ出させている」というのも完全な妄想デマだったということだ。このデータを用いず、どこの大学でも定員どおりに合格する「特別推薦」の結果を示して「1.0倍」などというのは捏造としか言いようがない。
黒川敦彦がついに発狂!加計獣医学部が推薦倍率28倍の超人気難関校に→「安倍が願書だけ出させている」
そもそも、黒川敦彦が示す「競争率」とは定員に対する受験倍率ではなく、受験者数を合格者数で割った数でしかない。推薦入試は一般入試より優先されるので、今回の推薦入試では定員21名に対し辞退も見越して193名を合格としている。合格競争率は推薦でも3.5倍となっており、黒川敦彦が特別推薦の「1.0倍」を強調するのは捏造・デマの類であることは間違いない。

ところで、黒川敦彦さん。
20万円の未公開株を買えば将来的に2000万円になるという話はどうなりましたか?相変わらず株式会社の存在すら証明されず、株が発行された形跡もない。集めた出資金はどこへ消えたのか近日中に説明すると言って3か月近く音沙汰なしなんですが・・・
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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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