財務省で2人目の死者が出たという噂!→希望・松沢成文「自殺か? 過労死か?政権転覆だ!」嬉しそう
近畿財務局の職員自殺に続いて、財務省で二人目の死者が出たという噂が永田町で流れているそうだ。噂の存在を明らかにしたのは、希望の党の松沢成文参院議員であるが、人の命が失われたかもしれないということよりも、これを利用して“政権転覆"しようという考えが先に立っているようだ。
松沢「財務省で2人目の死者が出たという噂が永田町に流れた。自殺か? 過労死か? もし事実だとすれば財務大臣辞任ではすまない。政権転覆に繋がる大事件だ!」
財務省で2人目の死者が出たという噂が永田町に流れた。自殺か? 過労死か? もし事実だとすれば財務大臣辞任ではすまない。政権転覆に繋がる大事件だ!
— 松沢しげふみ | MATSUZAWA Shigefumi (@matsuzawaoffice) March 14, 2018
これが野党の本音です。亡くなれた近畿財務局職員の方やご遺族のお気持ちも考えず、政権にダメージを与えることができるものなら何でも利用するのです。
政権転覆とは暴力を伴うクーデター
そもそも、この「二人目の死者」という噂は松沢議員からしか出ていない。近畿財務局の職員自殺の時も問題視されたが、不確実な情報に都合の良い尾ひれをつけて拡散するのは控えるべきだろう。マスコミや議員らで情報整理もできぬまま、噂だけが独り歩きしてしまったことをまた繰り返すつもりだろうか?
参考:朝日新聞記者が活動家にリーク?自殺した近畿財務局職員の個人情報漏洩は真実か、朝日新聞は回答を拒否!
また、野党議員とはいえ「政権転覆」などという物騒な言葉を使うべきではないだろう。
政権転覆とは暴力や謀略で政権にダメージを与え、民主的な手続きを経ず介入する意図をもって、国家を破壊する行為だ。ウィキペディアでも自動的に「クーデター」に転送され、意味として「一般に暴力的な手段の行使によって引き起こされる政変を言う。」と記されている。
まともな考えの持ち主なら「退陣」「総辞職」「政権交代」などの言葉を使う。政権転覆なんて今時、日本共産党でも避けるワードだ。
近畿財務局の職員自殺の報を受けて、多くの野党議員が不謹慎なSNS発信を行い批判を浴びてるが、松沢議員の「自殺か? 過労死か?政権転覆だ!」は、その中でも最も悪質な事例となるだろう。