立憲民主党にブーメラン!セクハラ青山議員への辞職要求を拒否!だが事務次官のセクハラには更迭を求める
財務事務次官による女性記者へのセクハラ問題は、当時の音声まで公開されたが事務次官は真っ向否定。更迭は免れないと思われたが、弁護士を介しての争いに発展しそうだ。
このセクハラ問題に対しては13日、野党の女性議員らが怒りの声を上げ、麻生財務大臣に「調査と事務次官の更迭」を申し入れていた。13日の時点では事務次官のセクハラは決定的と目されており、更迭を求めるのは当然のことであったが、ここに立憲民主党の議員が参加しているのは筋が通らない。
立憲民主党では昨年の衆院選直後に同党の青山雅幸議員のセクハラ問題が発覚、11日には東海地方の無所属の地方議員らが青山議員の辞職を求める署名簿を提出したが、党としてこれを突っぱねているのだ。いったい、どの面を下げて事務次官の更迭を要求しているのか?
※赤丸が立憲民主党の女性議員、向かって左から池田真紀、大河原雅子、阿部知子、尾辻かな子
辞職要求を拒否したのも女性議員
東海地方の無所属地方議員が提出した青山雅幸議員への辞職要求を突っぱねたのは、立憲民主党のジェンダー平等推進本部長の西村智奈美衆院議員である。拒否の理由は「被害者と和解が成立している」としているが、被害者との和解と党としての処分は別問題だろう。
参考:立民“セクハラ問題”軽視か 青山雅幸議員の辞職要求拒否「被害者とは和解」で突っぱね – zakzak
この西村智奈美議員も先述の事務次官への更迭要求に名を連ねている。自党の議員がセクハラを行っても軽い処分で誤魔化しておいて、官僚には更迭を求める。厚顔無恥とはこのことだ。
初鹿明博議員もセクハラ
青山議員は元秘書から「抱きしめられたり、キスを迫られたりした」「赤ちゃんみたいにハイハイしながら近寄ってきた」などと告発されていたが、立憲民主党のセクハラ議員は青山議員だけではない。
同党の初鹿明博議員も昨年の衆院選直後にセクハラ疑惑を報じられている。
初鹿議員は支援者の女性とタクシーに同乗した際に、ズボンのチャックを下ろし、女性の顔を下半身に押し付けようとした強制わいせつ疑惑がある。立憲民主党ではこれを「役職停止処分」という意味のない処分で済ましている。
初鹿議員は民進党時代にも20代の舞台女優へのセクハラ問題を起こしている。この時も飲食店内でズボンを脱いだり、女性の胸を触るといったセクハラ(強制猥褻?)を行い、最終的には女性をホテルに無理矢理引き込もうとした瞬間を週刊誌に直撃されている。
この際、記者に対し「女房とセックスなんて、もうしてないからね。みんな奥さん以外に、はけ口求めていると思うよ。」という暴言を吐いているが、当時の民進党は青年局長更迭だけで済ましている。
枝野代表は12日、青山・初鹿両議員のセクハラ問題を記者に突っ込まれているが、「男女共同参画本部に任せてる」「適切に対応してる」と無責任な回答を繰り返している。
4/12会見
記者「市議が青山雅幸の議員辞職を求める陳情を党にしたがその事は聞いたか?」
枝野幸男「男女共同参画本部に任せてる」
記「初鹿明博に何かペナルティを課す予定は?」
枝「幹事長部局で適切に対応してる」
記「去年から幹事長に質問してるが答えない」
枝「適切に対応してる」
はあ?????? pic.twitter.com/NRXHDwI0WR— ブルー (@blue_kbx) 2018年4月13日
出典:ブルーさん
余談ではあるが、福田事務次官に対する更迭要求には多くの女性議員が賛同し名を連ねているが、不倫疑惑の山尾志桜里議員は不参加となっている。性におおらかなのだろうか?